今回開催する「地域資源をいかして生業をつくる。福島ローカル起業物語」は、地域資源も課題も豊富な地域で起業に挑戦してみたい!と考えている方に向けてのオンラインイベントです。
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注目が高まるローカル起業の魅力
ウィズ&アフターコロナの社会では、「働き方」や「暮らし方」はさらに多様化し、地方と関わりを持ちながら働くことや、地方移住や多拠点生活が注目を集めています。
そんな中、地域資源や風土をいかして「等身大の仕事」をつくるローカル起業家が全国各地で増えています。
地域に眠る未発掘の資源もいかして、新たな価値を生み出すことができることがローカル起業の魅力。それまで認知されていなかった地域資源を独自の視点で掘り起こし、新たな価値を生み出せることや、地域とのつながりのなかで事業を育てていくことは、地域で起業することの醍醐味と言えるでしょう。
福島12市町村とは?
チャレンジングな土壌でできる新たな挑戦
そんなローカル起業家たちの活躍の場として注目を集めているのが「福島12市町村」です。福島12市町村とは、東日本大震災による、地震・津波に加えて原発事故の影響により様々な被害を受けた福島県浜通り地域を中心とした12市町村のこと。大きな打撃を受けた地域ですが、震災から10年が経った今、課題先進地域として最もチャレンジングな地域になっています。
地域課題や足りないものがまだまだたくさんある地域だからこそ、一から作っていく面白さがあると、この地域で活躍する起業家は語ります。
農林水産業や製造業はもちろん、ドローン開発や再生可能エネルギーなどの先端産業が集積し、今後さらに注目が集まるこの地域では、映像やクリエイティブに関わる仕事、コミュニティスペースや飲食店など、地域の未来をつくるような生業を起こす人もたくさん生まれています。
有効求人倍率をみても全国に比べて高い状況が続いていて、医療や保育などの専門職や、飲食店や小売などの町を支える仕事の担い手も必要とされており、事業チャンスもまだまだ多くあります。
このようにチャレンジの幅は多岐にわたるほか、「福島12市町村起業支援金」はほかの自治体より充実した金額が支援され、市町村ごとに空き店舗の改修に対する補助金や創業支援が用意されているなど、起業・創業に関する手厚いサポートが充実しています。
そんな福島12市町村で起業した先輩起業家たちのお話を通じて、ご自身の起業イメージをふくらませてみませんか?