南相馬市の情報
-
主要産業
ロボット・ドローンなどの先端産業
「ロボットのまち南相馬」を掲げる南相馬市では、ロボット産業を将来的な発展の可能性を持つ新産業の1つとして考えています。南相馬市は福島イノベーション・コースト構想の中核である福島ロボットテストフィールドを擁しており、様々な開発・製造拠点やロボット産業に関わる企業の参入が進んでいます。今後も、ロボット分野における日本全体のイノベーションをけん引する役割が期待されています。
-
特産品
南相馬市は、豊かな自然を擁しており、さまざまな海・山・川の幸に恵まれ、新鮮なものが手に入りやすい環境にあります。その中でも特徴的な農産物をご紹介します。
米「天のつぶ」
15年の年月をかけて開発された福島県のオリジナル品種で、南相馬市で最も生産されている米種です。しっかりとした食べ応えのある食感が特徴的。震災後に一時作付け制限が行われましたが、2014年から徐々に営農再開が進み、南相馬米として販売されるようになりました。
ブロッコリー
全国でも上位に入る生産量を誇るブロッコリー。肥沃な大地で丁寧に栽培されたブロッコリーは、JAに出荷後も氷詰めで鮮度を保つなど、まごころを込めて消費者に届けられています。
-
地域資源
相馬野馬追
毎夏、3日間で行われる伝統行事で、国指定重要無形民俗文化財に登録されています。その起源は相馬氏の祖といわれている平将門が野に馬を放ち、それを捕らえる軍事訓練が始まりと伝えられています。甲冑姿の騎馬武者が疾走する「甲冑競馬」や「神旗争奪戦」、野馬を白装束の御小人が素手で捕まえ神前に奉納する古来の神事に則った「野馬懸」などが行われます。いにしえの時を経て、現代になお息づく南相馬市を代表する行事となっています。
伝統と最先端が融合した新しいまちづくり
南相馬市には一千有余年の歴史を誇る相馬野馬追と、福島イノベーションコースト構想でのロボットテストフィールド稼働といった「伝統と最先端の融合」があり、他の地域とは違った形で新しいまちづくりが進んでいます。
-
地域の取り組みと課題
若者起業家の集積・まちづくり
南相馬では、地方でやりたいことが、実行できる、自分たちのやりたいことがチャレンジできる環境づくりを積極的に進めています。
地域の課題や資源に焦点をあてたプロジェクトを推進するNext Commons Lab南相馬には地域起業家のパイオニアも多数存在し、起業家を育成サポートするNASAプロジェクトもスタート。みなみそうま移住相談窓口「よりみち」ではまちづくりや若者交流を、また株式会社ゆめサポート南相馬では創業・資金調達の相談対応等を行っています。今後も想いを持って挑戦する起業家の方々の仲間づくりも含め、移住と起業を包括的にサポートする体制づくりが進められる予定です。
地域産業・資源の活用
南相馬市では先端産業が発展し、文化を活用したまちづくりも進んでいますが、加えて、南相馬市に進出するロボットベンチャー企業と地元製造業の協業、大型圃場の整備やITを活用した農業、馬事文化を次世代へつなぎ伝統を支える事業など、地域産業や資源の更なる活用が求められています。
起業相談窓口
-
株式会社ゆめサポート南相馬
TEL : 0244-25-3310