Overview ふくしま12での「起業・開業」の手厚いサポート
いざ、起業・開業しよう!と思い立って、気になるのがお金のこと。特に新たな拠点での起業・開業となると、軌道に乗るまでの環境整備や事業準備に資金が必要となります。地域の復興と再生を目指して新たなチャレンジを歓迎する福島12市町村では、起業・開業を目指す方々に全国トップクラスの手厚いサポートを用意しています。
Subsidies 主な支援制度
Support Fund
福島県12市町村起業支援金
地方で起業・開業する場合、政府や自治体によって起業・開業を支援する補助金・助成金制度が用意されていますが、特に福島12市町村へ移住後に起業・開業した場合、起業・開業にかかった補助対象経費の4分の3以内、最大400万円の補助が受けられるという、全国有数の支援額となっています。
原子力災害の影響を大きく受けた福島12市町村は、徐々に避難指示が解除され、それぞれの場所で特色ある地域再生の取り組みが進んできました。さらに県外からの新たな住民の移住を促進し、新たな活力を呼び込むことで、12市町村の復興・再生の加速化を図ることを目的として用意された制度です。
※令和4年度は受付を終了しておりますので、ご注意ください。
支援金の対象となる主な要件
- 12市町村で新たに起業する事業であること。
- 事業の継続性が一定程度見込まれること。
- 申請者は12市町村に住民票を移す直前、又は申請する直前に、連続して3年以上、福島県以外の地域に在住していること。
詳細についてはこちら
支援金に関する相談窓口
「福島県12市町村起業支援金」についてのご質問やご相談は、「ふくしま12市町移住支援センター」にて承っております。「どこに相談したらいいかわからない」「事業計画書の書き方に不安がある」など悩みを抱えている方には、当センターが専門スタッフと共に申請作業の無料サポートを行います。どうぞお気軽にお問合せください。
Support Fund
ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金
福島12市町村に移住を考えている方が、実際に各市町村を訪れ、現地調査・現地活動を行った場合に、その交通費や宿泊費を定額補助をする制度です。1年度内で最大5回まで利用でき(宿泊費補助は5泊)、移住前のお試し訪問だけでなく、就職活動や現地での先輩移住者訪問、物件探しにも利用可。出発10日前(土日祝・年末年始を除く)までの申請、5日前までのオンライン等での面談が必要なのでご留意ください。
Support Fund
福島県12市町村移住支援金
地方移住に対する移住支援金も、福島12市町村では、単身の場合最大120万円、ご家族の場合最大200万円と、他地域の2倍の支給額となる制度が用意されています。転入直前の3年以上、福島県以外の地域に在住という条件を満たせば、都内のみでなく全国からの移住者が対象となり、福島県出身者でも対象となる場合があります。
OTHER SUPPORT
起業型地域おこし協力隊
地域おこし協力隊の一種として、地域で事業を起こして活動するスタイルの協力隊です。特定の業務があるわけではなく、自らのアイデアで地域活性化につながるような事業をつくり、その地域で新たなビジネス創出を目指します。活動費の給付や地域との関係構築など、自治体からのサポートを受けながら起業・開業準備ができるという点が大きなメリットです。
OTHER SUPPORT
その他の支援制度
移住やくらし・しごと・住まいに関する支援情報についてはこちらをご覧ください。
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福島県地域課題解決型起業支援事業補助金
福島県が抱える課題に対し、「社会性」「事業性」「必要性」の観点を持って新たに創業する方に対して、事業に要する経費の一部を補助。
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福島県福島県創業促進・企業誘致に向けた設備投資等支援補助金
12市町村内における創業や12市町村外からの事業展開に対して、その事業に要する設備投資費用の一部を補助。
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福島県Fukushima Tech Create
福島県浜通り地域等15市町村(福島12市町村+いわき市、相馬市、新地町)における起業・創業にチャレンジをする企業・個人等に対し、伴走支援・助成金支援・サポーターによる支援を提供。
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川俣町創業支援事業
川俣町商工会及び町内金融機関等との連携の下、新たに創業する方及び第二創業を行う方の公的手続きや事業計画の作成を支援。
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田村市田村市創業スタートアップ支援事業補助金
田村市内で事業を興す個人又は法人に対し、事業に要する費用の一部を補助。
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田村市田村市創業支援
田村市内で新たに創業される方に対して、創業に関する相談に応じ、各種制度の紹介や創業から事業開始にいたる様々な指導を金融機関、商工会と連携して実施。
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南相馬市創業者支援事業助成金
南相馬市で新たに創業する方に対し創業に必要な費用の一部を補助。
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飯舘村飯舘村スタートアップ補助金
事業を開始する飯舘村民に対し、事業に要する経費の一部を補助。
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富岡町富岡町創業事業展開支援事業補助金
町内の買い物環境の更なる向上を目的として、町内で創業する方又は町外から町内へ事業展開される事業者に対して、その事業に要する経費の一部を補助。
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浪江町Sprout Program(新芽プログラム)
浪江町での起業から、浪江町からの事業展開まで、新たな事業の芽(新芽)を育てるプログラム。起業から事業創造、ジャンルを超えた共創までを支援。
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川俣町川俣町空き店舗活用事業補助金交付制度
中心市街地の賑わい創出と空き店舗の活用促進を目的に、中心市街地区域内にある空き店舗を商店や集客等の施設として活用しようとする団体・事業者へ、店舗等の改修や設備に要する費用、空き店舗の店舗・敷地・駐車場等の賃貸料の補助金を交付。
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田村市田村市商店街にぎわい事業補助金
市内の商店会等が商店街のにぎわい創出のため、商店街の空き店舗または空き地を店舗、コミュニティスペース、その他商店街の集客力向上に貢献する施設として活用する場合において、補助金を交付。
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南相馬市商店街空き店舗対策事業補助金
商店街の一員として、昼のにぎわいの強化と商店街の活性化に取組む方を支援するため、市があらかじめ指定する地域内で、空き店舗を活用して、市・商店会が認めた事業を行う場合に賃借料および改装費の一部を助成。
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福島県福島県創業スクール
福島県内で新規創業を考えている方を対象に、財務・労務など、開業に必要な基礎知識を習得できる研修を県内7方部で開催。
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福島県大学発イノベーティブベンチャー創出事業
産業に未活用の研究成果の事業化を推進するため、研究者・学生を対象に実地研修や伴走支援などの育成プログラムを提供。
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南相馬市情報通信業立地促進補助金
市内でのIT系事業所の新規開設を支援するため、市民を新たに雇用し、賃貸により事務所を開設するIT系事業者に補助金を交付。
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南相馬市旧避難指示区域内店舗営業運営費補助金
東京電力福島第一原発事故からの復興を後押しするため、2019年4月1日から、旧避難指示区域内で日常生活に欠かせないサービスを提供する店舗等に対し、補助金を交付。
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浪江町町内再開事業者等光熱水費補助金
町内での事業開始、再開にあたる事業者へ光熱水費の一部を補助。
Steps for Starting business 起業・開業のはじめかた
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STEP1
地域のことを知る
まずは12市町村が、それぞれどのような地域なのか知るところから。地域の資源や特色を調べることで、より事業イメージがふくらんできます。補助金や起業型協力隊など自治体ごとの制度も見ておきましょう。
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STEP2
イベントや説明会に参加する
移住促進に力を入れている福島12市町村では、都心でのイベントやオンラインイベント、現地で地域の方に会えるツアーなどが頻繁に開かれています。複数のイベントに参加してみると、より立体的にその地域の情報を得られます。
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STEP3
現地に行ってみる
気になる地域がみつかったら、今度は自分の足で現地を訪れてみましょう。コワーキングスペースなどを拠点にいくつかの地域を巡ってみたり、イベントで知り合った方や気になる店舗を訪れてみたり、自分がこのまちで生活するイメージをもちながら過ごしてみてください。移住検討のときから使える交通費補助などの制度もあります。
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STEP4
相談する
移住する候補地域が絞れてきたら、相談窓口に相談しましょう。12市町村全体の起業・開業に関する相談は、以下のとおり「福島県西口インキュベートルーム」が受け付けています。空き家情報など移住に関することは、こちらでもご相談を受けております。
起業・開業に関するご相談窓口
起業・開業について誰かに相談したい・聞きたいことがある場合は、以下にお問合せください。また市町村別に起業・開業に関する問い合わせを受け付けている場合がございます。こちらのページから相談したい市町村を選択し、記載されている相談窓口までご連絡ください。
CONTACT福島駅西口インキュベートルーム
- https://www.incu.jp/
- 024-525-4048
- info@incu.jp