イベント内容
Part2のテーマは「スキルをいかして起業する」。
今回お招きするゲストは、海外での修行を経て出張ラテアートを開業したバリスタ、家業での経験をいかしてツツジの花酵母を使用したお酒造りに取り組むツツジ観光農園26代目当主、新潟の酒蔵で経験を積み、クラフトサケに挑戦する醸造家など、それぞれがこれまでのご自身の経験をもとに福島12市町村地域で活躍されています。
キャリアで得た経験&スキルを地域のニーズや資源と掛け合わせたローカル起業のヒントを伺います。
イベントではどのような形で福島12市町村で仕事や繋がりをつくり、何を大切にして事業をおこなっているのかについて、活動紹介やパネルディスカッションを通して、ここでしか聞けないリアルな体験談をお話いただきます。
イベント内では、新たにチャレンジをされる方への最大400万円の起業支援金、最大200万円の移住支援金、移住検討段階から使える交通費等補助金やお試し住宅などの、支援制度に関するご説明もございます。
※支援制度については未来ワークふくしまサイトの説明ページにも掲載しております。
またメールやzoom、お電話で相談もいただけます。
詳細はこちらからご確認ください。
ゲストプロフィール
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Coffee Pour House
横山梨沙(よこやま・りさ)さん
福島県福島市出身。都内の大学を卒業、飲食店へ正社員として就職した後ワーキングホリデービザでカフェの聖地オーストラリアへ約2年半バリスタ留学。帰国してからはフリーランスバリスタ「コーヒーポアハウス」として地元福島でラテアート教室を行なったり、現地のカフェで働いた経験を活かしてオンラインで接客英語を教えている。
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Ichido株式会社 代表取締役/有限会社大桑原つつじ園26代目
渡邉 優翔(わたなべ・ゆうと)さん
2000年11月11日生まれ(22歳)
福島県須賀川市出身。東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科 4年。
家業である「大桑原つつじ園」は須賀川市で 300 年 26 代続くツツジの花を用いた観光地を営んでいる。そこの 26 代目当主であり、22 年間を花と共に過ごしてきた。
家業では、ツツジをより広めることと町の復興を手助けすることをめざし、2020 年に福島県双葉郡富岡町にて「富岡町ツツジ再生プロジェクト」を 発足。活動は多くの方に支えられ 2022 年に環境大臣賞を受賞。また家業で手伝いをしている中で「花を見るだけでない何かを生み出したい」という気持ちが芽生え、富岡町での経験を活かして新たな花や地域資源の価値を見出すため2022 年 6 月に Ichido 株式会社を設立。
花業界に新たな風を吹かせるために花酵母を使用したお酒作りを行なっている。
現在様々な花という地域資源を用いて新たな花の価値・花の第 2 の人生を創り出していている。 -
haccoba -Craft Sake Brewery-
佐藤 太亮(さとう・たいすけ)さん
「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行う酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」を福島県の小高というまちで営む。かつて東北でつくられていた自家醸造酒のレシピを受け継ぎ、日本酒にクラフトビールの製法をかけ合わせたお酒をメインで展開。福島浜通りで酒蔵を営みはじめたら、気候変動というグローバルな課題がいつしか自分ごととなり、電力事業も始めている。慶應経済学部卒。楽天やWantedlyを経て独立。酒づくりの修行先は、世界一美味しいと思っている新潟県の酒蔵「阿部酒造」。クラフトサケブリュワリー協会副会長。
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司会
NPO法人グリーンズ共同代表
植原 正太郎(うえはら・しょうたろう)
NPO法人グリーンズ共同代表。1988年4月仙台生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。新卒でSNSマーケティング会社に入社。2014年10月よりWEBマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズにスタッフとして参画。2020年4月より共同代表に就任し、健やかな事業と組織づくりに励む。
2021年5月に熊本県南阿蘇村に移住。暇さえあれば釣りがしたい二児の父。