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【開催レポート】起業支援金 申請に向けたブラッシュアップスクール 「12市町村における市場リサーチ・販路開拓」実践講座

2026年7月28日

福島12市町村での起業支援金申請に向けたブラッシュアップスクールが、2026年6月29日と7月13日の2日間にわたりオンラインで開催されました。 ネットやAIのデータだけに頼るのではなく、現地で足を使って「一次情報」を掴むリサーチの本質と、地域ニーズに合わせた事業計画の磨き方が語られました。

1. 地域が求める「生きたニーズ」を掴む(DAY1)

大都市圏でのビジネスとは異なり、この地域で重要なのは「地域で求められていることの中で、自分に何ができるか」という視点です。 人口の母数が少ないエリアだからこそ、店舗を構えて顧客を待つ「B2C」よりも、現地の企業や団体に向けた「B2B」のビジネスモデルに大きなチャンスがあります。 泥臭いリサーチプロセス自体が、事業開始後の初期売上に直結していくという実践的な手法が示されました。

 現地で「誰に」「何を」聞くべきか(DAY2)

後半の講義では、より解像度を上げた「実践リサーチ術」へと思考を進め、現地でヒアリングすべき対象とその目的が明かされました。

  • 移住支援拠点・住民交流スペース:地域の文化やコミュニティの現状、住民の生の声といった「インサイド情報」を収集する。 すでに現地で活躍している先輩プレイヤーとつながるきっかけにもなります。
  • コワーキングスペース・大型インキュベーションセンター:地元で動いている最前線のビジネスネットワークや進出企業との接点を持ち、B2Bの提案先や協業パートナーを見つけます。
  • 自治体の担当窓口(産業振興・移住支援など):行政が抱える地域課題や、今後の都市計画・インフラ整備の動向を確認する。

3. 先輩起業家の「仮説の進化」に学ぶ

スクールでは、現地でのリアルなヒアリングを経て、当初のプラン(仮説)を地域ニーズに合わせて進化させ、採択と事業安定を勝ち取った先輩たちの事例も紹介されました。

  • 事例1(飲食業):当初は地域住民が集う居酒屋を計画していたが、高齢化により夜間の外出需要が少ない現実を現地で発見。 計画を「周辺の復興土木・建設事務所向けのお弁当配達(B2B)」へと大きくシフトし、泥臭い地上戦をやりきることで安定した顧客を獲得しました。
  • 事例2(健康サービス業):個人向け訪問サービスを計画していたが、競合やターゲット層の少なさがリサーチで判明。 そこで、地域を支える公共事業所や現場への「福利厚生マッサージ(法人契約)」へと転換し、曜日ごとの定期訪問による安定収入を確保することに成功しています。

4. 安心のチーム伴走体制

支援事務局および移住支援センターは、事業計画のブラッシュアップだけでなく、交通費補助金の活用や住居・オフィスの紹介など、生活面も含めた包括的なチーム体制で起業家を支えています。 申請書に必須となる移住理由の言語化や、採択までのタイムラグを見据えた現実的な資金繰り計画についても、マンツーマンで伴走します。

さらに詳しい内容は、アーカイブ動画で公開中です!

DAY1

DAY2