福島暮らしを気軽に体感できる!ふくしま12市町村お試し住宅をまとめてご紹介!

自然豊かな福島で新しい暮らしを始めたいけど、見知らぬ土地にいきなり移住するのはちょっと不安…という方へ。この記事では、気軽に福島暮らしを体感できる、福島12市町村の「お試し住宅」をまとめてご紹介します!
お試し住宅とは、数日~1ヵ月単位で利用しながら現地の暮らしを体験できる、移住希望者向けの滞在施設のこと。お試し住宅を拠点に街歩きや買いもの、地域の活動に参加するなど、現地で一定期間過ごしてみることで移住後の生活をより具体的にイメージすることができます。
福島12市町村では、2023年7月時点で田村市、南相馬市、川俣町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、浪江町、葛尾村の9市町村でお試し住宅が用意されています。移住を希望している人はぜひご活用ください!
※内容は2023年7月時点のものです。
目次
- 田村市「お試しチャレンジハウス」
- 南相馬市「お試しハウス」
- 川俣町「かわまた暮らし体験住宅」
- 楢葉町「お試し住宅」
- 富岡町「お試し住宅」
- 川内村「お試し居住用トレーラーハウス」
- 大熊町「お試し住宅(移住体験宿泊)」
- 浪江町「お試し暮らし」
- 葛尾村「移住生活体験住宅」
田村市「お試しチャレンジハウス」
福島県中通りに広がる阿武隈高地のほぼ中央に位置する田村市では、滝根地区と春山地区の2ヵ所に「お試しチャレンジハウス」を整備しています。
- 対象者
田村市外に在住し、田村市への移住を検討されている方(申請者は20歳以上)
- 設備
3K バス、トイレ、キッチン、エアコン、冷蔵庫、掃除機、テレビ
- 期間
おおむね2日以上1ヵ月以内
- 利用料
家賃:無料
光熱水費実費相当額:1人あたり300円/日
※生活費及び交通費、市内活動に掛かる費用は自己負担
- 利用方法
利用開始希望日の2週間前までに、田村市役所企画調整課へお申し込みください。
※予約状況により、希望する日程、日数で入居できない場合があります。
- 所在地
チャレンジハウス春山:田村市船引町春山道ノ原51
チャレンジハウス滝根:田村市滝根町神俣町218
■お問い合わせ先
田村市役所 企画調整課 地域振興係
住所:〒963-4393 田村市船引町船引字畑添76番地2
TEL:0247-61-7615
▼詳しい情報はこちら
https://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/1/ch_1.html
田村市のお試しチャレンジハウスは以下の記事でもご紹介しています。
https://mirai-work.life/magazine/6204/
南相馬市「お試しハウス」
雄大な太平洋を臨む南相馬市では、最大1ヵ月間無料で利用できるお試しハウス2棟(小高区内)を整備しています。
- 対象者
南相馬市外在住で南相馬市への移住を検討しており、以下のいずれかに該当する人
・市内で就職活動を行う
・市内で住居探しを行う
・市内で移住相談を受ける
※転勤等による転入者は除く
- 利用人数
1棟3人程度 ※現在は1棟1グループまで
- 期間
2泊~30泊(31日以内)
- 利用料
宿泊料:基本無料
生活費および交通費、活動に掛かる費用は自己負担
- 利用方法
1.利用日の2週間前までに宿泊希望予約フォームから申し込む
2.オフ/オンライン面談にて利用詳細の確認
3.面談終了後、担当者から利用確定の通知
※利用後は活動報告書を提出
- 所在地
南相馬市小高区東町三丁目8番地
■お問い合わせ先
みなみそうま移住相談窓口「よりみち」
住所:南相馬市原町区旭町一丁目46-4
開所時間:10:00~17:00(定休日:火曜)
TEL:0244-26-8518
https://minamisoma-yorimichi.jp/
▼詳しい情報はこちら
https://minamisoma-yorimichi.jp/otameshi-house/
南相馬市のお試しハウスは以下の記事でもご紹介しています。
https://mirai-work.life/magazine/1882/
川俣町「かわまた暮らし体験住宅」
川俣町では豊かな自然を感じられる小高い丘の上で、お試し住宅を提供しています。
- 対象者
以下のいずれにも該当する人
・町外からの移住・二地域居住を希望している
・1泊あたり1名から6名までの利用である
- 設備
ペット可(土間のみ) バス、トイレ、キッチン、冷蔵庫、エアコン、インターネット
- 利用人数
最大6名
- 期間
1泊2日以上6泊7日以内
回数制限なし
- 利用料
1泊あたり2,350円
- 地元食材による夕飯の提供について
宿泊者を対象に、ご希望に応じて地元料理の提供を受けられます。1人あたり1,500円、2,000円、2,500円のいずれかのコースがあります。※詳細は利用予約の際に要確認
- 利用方法
1.政策推進課まちづくり推進係に電話かメールで住宅の空き状況を確認する
2.利用開始日の10日前までに申請書を提出
3.利用を許可した場合は許可書で通知。利用開始の前日までに利用料を納付すること
- 所在地
川俣町飯坂字大木戸13番地の4
■お問い合わせ先
川俣町役場 政策推進課 まちづくり推進係
住所:〒960-1492 川俣町字五百田30
TEL:024-566-2111
MAIL:seisaku@town.kawamata.lg.jp
受付時間:8:30~17:15(土・日・祝日を除く)
▼詳しくはこちら
https://www.town.kawamata.lg.jp/site/kurashi-tetsuzuki/nichiikikyojutaikenshisetsu.html
かわまた暮らし体験住宅は以下の記事でもご紹介しています。
https://mirai-work.life/magazine/5796/
楢葉町「お試し住宅」
楢葉町では、町営住宅を活用してお試し暮らしをすることができます。
- 対象者
・町外に住所があり、町内に一度も住所を有したことのない人
・町内への移住検討者、または、町内での生活体験を町外へ発信できる人
・滞在期間中において、地域活動に積極的に参加する意思がある人
・旅行に伴う宿泊利用でない人
・暴力団員でない人
- 要件
・地域の自治体活動等に参加する
・町または町が指定する団体で移住に関する相談を行うこと
・SNS等で移住または起業に向けた取り組みや町内での活動、楢葉町の魅力について情報発信する
- 設備
2LDK エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ガスコンロ
- 利用期間
最長14日間
- 利用料
無料
- 利用方法
申込書に必要事項を記入の上、使用日の7日前までにメールかFAXでお申し込みください。担当者と電話で内容を確認したうえで、使用許可を受ける流れになります。
- 所在地
楢葉町大字北田字中満271-4 中満住宅団地(41号室、43号室、44号室)
■お問い合わせ先
ならはスタートアップ・プレイス CODOU/コドウ
住所:〒979-0513 楢葉町大字山田岡字堂ノ下6番4
TEL:0240-23-6271
MAIL:info-codou@narahamirai.com
▼詳しい情報はこちら
https://try-naraha.jp/topics/2022/10/post-368/
富岡町「お試し住宅」
太平洋と阿武隈高地との間に広がる緑豊かな富岡町では、最大5日間無料で利用できるお試し住宅を整備しています。
- 対象者
以下のすべてを満たす人
・町外に住所を有している
・町への移住を検討している方、もしくは町との交流・関係人口の創出が見込まれる
・滞在期間中、移住体験プログラムに参加できる
・暴力団員に該当しない
※未成年のみの利用は不可
- 利用人数
最大6名
- 利用期間
5日以内(年末年始を除く)※それ以上の利用は要相談
- 利用料
無料(生活費および交通費、町内活動に掛かる費用は自己負担)
- 利用方法
利用開始希望日の2週間前までに予約受付フォームからお申し込みください。予約後、利用の詳細や移住体験プログラムの参加などについて担当者から連絡があります。
- 所在地
富岡町大字小浜字中央338
■お問い合わせ先
富岡町移住相談窓口「とみおかくらし情報館」
TEL:0240-23-6983
営業時間:10:00~17:00
▼詳しい情報はこちら
https://www.tomioka-iju.jp/me_and_plan/otameshi/
富岡町のお試し住宅は以下の記事でもご紹介しています。
https://mirai-work.life/magazine/1740/
川内村「お試し居住用トレーラーハウス」
川内村では、トレーラーハウスを活用したお試し住宅で村の暮らしを体験することができます。
- 利用期間
1泊2日~1週間以内
- 使用料
無料 - 設備
1LDK / 風呂(シャワー付き) / トイレ / 冷暖房設備(エアコン2台) / インターネット / 駐車場5台分 - 対象者
県外等から川内村への移住を真剣に検討していて、川内村移住・定住支援センターに相談した人 - 利用方法
利用開始希望日の2週間前までにWebフォームからお申し込み下さい。その後、運営事務局職員とオンライン(ZOOM)または来所にて短時間の面談を経て利用確定となります。 - 所在地
川内村大字上川内字町分421地内 (※Cafe Amazon 隣)
■お問合せ先
川内村移住・定住支援センター
住所:川内村大字上川内字町分282-6
HP:https://www.kawauchi-ijyu.com/
TEL:0240-23-7040
受付時間:8:30-17:15(土・日・祝日、年末年始は休み)
▼詳しくはこちら
https://www.kawauchi-ijyu.com/pages/42/
大熊町「お試し住宅(移住体験宿泊)」
大熊町では、最大7日間、年2回までお試し住宅を利用することができます。
- 対象者
以下のすべてを満たす人
・町外に住所を有している
・町への移住を検討している方、または町の復興に資する活動を実施する学生等
・滞在期間中、移住体験プログラムに参加できる
・大熊町暴力団排除条例に違反しない
※未成年のみでのご利用はできません
- 設備
5LDK バス、トイレ、キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、調理器具、ドライヤー、洗濯機、掃除機、テレビ、エアコン、電気ヒーター、インターネットほか
- 利用人数
最大6名
- 期間
最大7日間、年2回まで(連続利用は不可)
※12月29日~1月3日は利用不可
- 利用料
無料(食費や交通費、生活に必要な消耗品は自己負担)
- 利用方法
利用開始希望日の2週間前までに、予約受付フォームからお申し込みください。申し込み後、相談員から利用の詳細や移住体験プログラムの参加などについて連絡があります。
- 所在地
大熊町大字下野上字清水 地内
■お問い合わせ先
大熊町移住定住支援センター
住所:〒979-1308 大熊町大字下野上字清水307-1
HP:https://www.town.okuma.fukushima.jp/site/iju/
TEL:0240-23-7103
受付時間:9:00~17:45(日・祝日を除く)
▼詳しくはこちら
https://www.town.okuma.fukushima.jp/site/iju/23150.html
大熊町のお試し住宅は以下の記事でもご紹介しています。
https://mirai-work.life/magazine/5606/
浪江町「お試し暮らし」
浪江町では、食事処や大浴場もある「ふくしまいこいの村なみえ」でお試し暮らしをすることができます。
- 対象者
移住・定住相談窓口で移住相談を受けた人(転勤、婚姻、進学によるものを除く)
2011年3月11日時点で浪江町に住所を有しておらず、現在の住所は町外にある人
- 期間
1回あたり30日まで
年度(4月1日から翌年3月31日)あたり2回まで
- 利用料
定額2万円
- 所在地
浪江町公共宿泊施設「ふくしまいこいの村なみえ」
住所:〒979-1525 浪江町大字高瀬字丈六10
https://www.ikoi-namie.com/
■お問い合わせ先
一般社団法人まちづくりなみえ
住所:〒979-1513 浪江町幾世橋字大添52-1
HP:http://www.mdnamie.jp/immigrat/
TEL:0240-23-7530
受付時間:9:00~17:45 (水・日・祝休み)
▼詳しくはこちら
https://iju.mdnamie.jp/support/support-05/
浪江町のお試し住宅は以下の記事でもご紹介しています。
https://mirai-work.life/magazine/6109/
葛尾村「移住生活体験住宅」
葛尾村では、よりリアルな暮らしを体感できるように、木造2階建ての住宅をお試し住宅として利用することができます。
- 対象者
葛尾村外に居住し、葛尾村への移住を検討している人 ※申請者は20歳以上であること
- 設備
バス、トイレ、キッチン、エアコン、テレビ、冷蔵庫、掃除機、寝具ほか
- 期間
3日以上30日以内
※同一申込者(その同行者を含む)のご利用は、原則として2回(連続しての利用は除く)まで
- 利用料
賃借料(1人1日あたり)1,000円
※オプション 布団レンタル代(1人1回あたり)2,000円
- 利用方法
移住に関するアンケートに回答後、利用申請書を受け取ることができます。
※事前に来村が難しい場合は手続きに時間がかかるため、3週間以上余裕をもって申し込むこと
■お問い合わせ先
葛尾村移住・定住支援センター「こんにちは かつらお」
住所:葛尾村大字落合字落合20番地1
TEL:0240-23-7727
MAIL:ijyu@katsurao-kosya.or.jp
※遠方からのお申し込みで事前に葛尾村への来村が難しい方は、手続きに時間がかかるため、3週間以上余裕をもってお申し込みをお願い致します。
▼詳しくはこちら
https://konnichiwa-katsurao.jp/hajimemashite/trial/
葛尾村のお試し住宅は以下の記事でもご紹介しています。
https://mirai-work.life/magazine/1717/
最後に
地域に関する情報はさまざまな方法で得ることができますが、実際に現地を訪れ地域のヒト・コト・モノに触れてこそ、生き生きとした姿が見えてくるもの。現地の交通、買い物、医療、教育、インフラ事情など、暮らしに関する生きた情報を得られることも大きなメリットです。移住後の暮らしをリアルに思い描くためにも、気軽にお試し住宅を活用してみてはいかがでしょうか。