夫婦そろって育休取得。働きやすさとスキルアップ支援充実の「福建コンサルタント」

福島県南相馬市は、田舎暮らしや地方移住をテーマにした月間情報誌の2026年版「住みたい田舎ベストランキング」の子育て世代部門(人口5万人以上10万人未満の市)で全国第1位に選ばれたまちです。そんな南相馬市で社会インフラの整備を支える建設コンサルタント業を展開しているのが株式会社福建コンサルタント。育児や資格取得の支援、最新技術の導入など、働きやすい職場づくりに力を入れています。現在、測量技術者や設計技術職、営業職など、未経験者も含めて幅広く人材を募集中です。
山から海まで、大地をデザインするプロ集団

「建設コンサルタントの仕事は普段あまり目立たないので、何をしている会社なのか分かりにくいと思うんです」と総務課長の宮田武文(みやた たけふみ)さん。福建コンサルタントは「山から海まで大地をデザインするプロフェッショナル集団」をキャッチフレーズに、道路、橋、河川、漁港など、私たちの暮らしを支える社会インフラの調査・設計を手がけています。受注した業務の8割が公共事業を占め、実際に工事が始まる前の重要な段階を担っています。また災害時には、被害状況の調査や復旧設計も行い、人々の生活を取り戻す事業を支えています。
資格は会社の資産。専門学校派遣も支援

測量士・渡邊和東さんは、父親が測量士として働いていた姿に憧れ、専門学校で測量を学んだあと、2019年に福建コンサルタントへ入社しました。
「父が『やりがいがあって楽しい』と話していたので、自分もやってみたいと思いました。道路やトンネルを造るための準備段階で測量を担当しています。現場が完成した時の達成感は大きいですね。将来、子どもに『お父さんがこの仕事に関わったんだよ』と伝えられるのが楽しみです」(和東さん)
会社が今、力を入れているのが、三次元測量技術です。ドローンに搭載したレーザーやカメラを使って地形・構造の位置・形状を縦・横・高さの三次元データ(点群データ)として計測する最新の手法で、従来数週間~数カ月かかるような業務量の仕事を大幅に短縮・効率化することができます。
「レーザーが地面にぶつかって返ってくる時間で勾配が分かるんです。山の中を歩き回る必要がなくなって、発注者の方からも『早いな、さすがだな』と褒められた時には充実感がありますね」

和東さんは現在、ドローン操縦の二等資格を保有しており、今後は一等資格の取得を目指しています。「社内のドローン有資格者として、業務の先陣を切り、さまざまな取り組みを加速させていきたいです」と意欲を語ってくれました。
福建コンサルタントでは、測量士や技術士など、さまざまな専門資格の取得支援に力を入れています。「社員が資格を身につけることは、会社の強みを支える重要な力になります」と宮田さん。会社では、仕事の時間を使って1年間専門学校に通えるようにしたり、受験費用を負担したり、資格手当を支給したりと、手厚い支援制度を整えています。未経験者も着実に成長できる環境があります。
先輩や上司に気軽に聞ける職場の雰囲気

和東さんは、福建コンサルタントで初めて男性の育児休業を取得しました。一人目、二人目とも各1カ月ずつ取得。二人目の休業取得時には、下のお子さんが入院することになり、交代で看病する必要がありました。「その時、育休を取っていて本当によかったと思いました」(和東さん)
そんな和東さんの妻、保奈美さんも同じ福建コンサルタントで働いています。日本大学工学部で土木を専攻し、CADや測量を学んだあと、建築リノベーション関係の会社に就職。その後転職し、2021年に入社しました。設計部設計課で、道路などの図面作成や数量計算を担当しています。
保奈美さんは現在、二人目の育児休業中。「総務の方が制度についてていねいに教えてくれたので、安心して取得できました。体調が悪い時も休みを取りやすい環境です」(保奈美さん)
育児休暇から復帰後は時短勤務を利用する予定です。「育児と仕事の両立を頑張りたい」と笑顔で話します。
子育て支援充実のまちで、安心の職場環境
南相馬市は、保育園・幼稚園が無料、給食費も免除されるなど、子育て支援が充実しています。移住者への支援も手厚く、ご結婚された方に対する引っ越し費用や家具・家電費用補助などもあります。生活に必要な店舗も揃い、海が近くサーフィンなどの趣味も楽しめる環境です。
南相馬市の情報はこちらでもご覧いただけます
>「南相馬市」チャレンジしたくなるまち、子育てしやすいまち
福建コンサルタントは、安全衛生優良企業、福島県次世代育成支援企業の認定、またベビーファースト宣言にも参画。育児休業や時短勤務などの制度を活用しながら社員が安心して働ける環境を整えています。職場の雰囲気も、和東さんは「先輩とは仕事以外でも交流があって、分からないことはすぐ聞ける環境です」と、また保奈美さんも「年齢が近い女性社員が多くて、休憩時間に他部署の方とも気軽に話せます」と話します。
ワークライフバランスの実現には残業削減も欠かせません。福建コンサルタントでは、ドローンなどの新技術導入により生産性を向上させたり、一つの事業に対してグループで取り組む体制を整えたりしたことにより、近年、残業時間が劇的に減少した部門もあると言います。數間由章(かずま よしあき)専務は「一人で業務を抱え込まず、チームで支え合いながら仕事を進めてもらう。それが会社の成長にもつながります」と話します。
外部講師を招き各部門が取り組んでいる業務を発表し合う専門講習も行っています。「一人で仕事をやっているとほかの部署が見えないので、それぞれの取り組みを発表する機会を設けています」と宮田さん。部門を超えた情報共有と学びの場となっています。
未経験者も歓迎。「対話を通じて価値を高める仕事を」

福建コンサルタントは現在、測量士や設計技術者を募集中で、未経験者も歓迎しています。新卒採用では建築・土木系の学校出身者が中心ですが、中途採用では専門分野にこだわらず、意欲のある未経験者の採用実績もあります。
求める人物像として、宮田さんは「一番はコミュニケーション能力」と話します。同社は測量だけでなく、道路や橋の設計、宅地や工場用地の開発など、複数の部門があるため、部門間での連携が欠かせません。また、発注者や工事会社との対話も重要な業務の一つです。數間専務も「指示されたことだけをこなすのではなく、人と対話しながら仕事を進めることが大切」と強調します。新卒入社なら部活動やアルバイト、中途入社なら前職の経験などを通じて、組織の中での協調性やコミュニケーション力を身につけた人材を歓迎しています。
技術革新で働き方を変え、子育てしながら専門性を高められる職場。南相馬市での暮らしに興味がある方は、まず気軽に職場を見学してみませんか。実際の雰囲気を感じることで、ここでの新しい生活がきっと見えてくるはずです。
福建コンサルタントの求人情報はこちらから
>https://arwrk.net/recruit/fukken-co
■株式会社福建コンサルタント
1969年創業。南相馬市に本社を置く建設コンサルタント会社。測量、設計、補償業務など幅広い業務を手がける。道路、橋梁、河川、漁港など、社会インフラ整備の調査・設計を担う。従業員は65名。
所在地:〒975-0038 福島県南相馬市原町区日の出町528
営業時間:8:00~17:15
定休日:土・日・祝日
TEL:0244-24-1311
HP:http://fukken-co.co.jp/~fukken/
※所属や内容は取材当時のものです。最新の求人情報は公式ホームページの採用情報をご確認いただくか、直接お問い合わせください。
文・写真:佐藤美紀