未来ワークふくしま移住セミナー vol.18「先端技術でふくしま12の未来を描く」編
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未来ワークふくしま移住セミナーの概要
「何か新しいことにチャレンジしてみたい」「自分の経験やスキルを活かして暮らしたい」「福島県の復興に関わりたい」などの思いを持った、あなたに向けたセミナーです。
未来ワークふくしま移住セミナーでは、福島12市町村で活躍されるゲストの皆さまから、移住を決めたきっかけや、移住後の生活や仕事、福島12市町村との関わり方、どのように自分らしい働き方や生き方を実践されているのかについて、ここだけのリアルな話を聞くことができます。
前半ではゲストの方々に福島12市町村での挑戦や移住を決めたきっかけやその魅力、福島12市町村で暮らすこと、働くことについて、それぞれの活動紹介やパネルディスカッションでお話しいただきます。後半では福島12市町村の各種移住・起業支援制度のご説明や、ゲストに直接質問や相談ができる座談会、移住に関する個別相談会も実施します。
Vol.18未来ワークふくしま移住セミナーのここがポイント!
第18回目となる今回のセミナーテーマは「先端技術でふくしま12の未来を描く」です。
福島12市町村には、日本屈指の研究開発型ベンチャーが集積しています。概念実証・社会実装のフェーズで、先端産業が必要とする環境が整っているからです。
12市町村では、「廃炉」「ロボット・ドローン」「エネルギー・環境・リサイクル」「農林水産業」「医療関連」「航空宇宙」などの分野におけるイノベーティブな取組みが同時多発的に起こっています。
進出企業と、技術力を持つ地場の企業との連携が強いことで、実証だけではなく、製品開発・生産拠点としても根付く企業が出てきています。人が人を呼び、企業が新しい企業を呼び寄せる。この正のスパイラルにより、福島12市町村の先端産業は、年々その姿を変え、進化を遂げています。
技術者や研究者はもちろん、これまで先端技術に関わったことのない人たちも、さまざまな形で一緒になって、「ふくしま12」の未来を共に描いています。
このセミナーでは、福島12市町村で先端技術に携わる4名のゲストの方々から、仕事や暮らしについてリアルなお話を聞くことができます。また、移住相談員がお一人おひとりの移住に関する質問にお答えします。
vol.18セミナーゲストは、下記4名の方々です。
1人目は、記者やPR会社などの職種を経験した後に、Uターンをして若手起業家の育成や、先端技術の振興に携わっている但野 謙介(ただの けんすけ)さん。
2人目は、広島県ご出身で、放射性廃棄物の分析研究を大熊町でされている二田 郁子(にった あやこ)さん。
3人目は、同級生に誘われて、まったく未経験だったドローンや高高度気球などの先端技術分野でチャレンジをしている沼尾 丈夫(ぬまお たけお)さん。
4人目は、福島や東北の創造的復興の中核拠点として2年前に設立されたばかりのF-REI(福島国際研究教育機構)で、広報担当として活躍している松葉 あずみ(まつば あずみ)さん。
4名それぞれに異なる先端技術との関わり方や、その技術がどのように未来とつながっていくのか。そして移住をされたいま、何を思い、どのような暮らしをされているのか。それぞれの『わたしの物語』をお話いただきます。
福島12市町村への移住を考えている方はもちろん、自分らしい人生を歩みたいと考えるすべての方へお届けします。
会場参加限定コンテンツのご紹介
①ゲストに直接質問できる「座談会」&移住相談員に相談できる「個別相談会」
ゲストに直接質問や相談ができる「座談会」、移住相談員との「個別相談会」は、会場参加限定コンテンツとなります。福島12市町村での暮らしや仕事など聞いてみたいことがある方は、ぜひ会場へお越しください。ささいなことでも大歓迎です!
②福島12市町村のお仕事紹介ブース
福島12市町村のお仕事紹介ブースを特別出展します!東京にいながらにして、現地の最新の求人や企業情報を入手することができ、相談も可能です。 移住相談も実施しますので、 一日で移住された方のお話からお仕事、移住の相談までワンストップで情報収集をすることができます。(協力:株式会社ウインウイン)
③福島12市町村での起業相談ブース
今回は福島12市町村で起業を考えている方の相談ブースを初設置します!ふくしま12市町村移住支援センターでは、「ふくしま12市町村起業支援金」の申請サポートを無料で行っています。申請書類の作成補助や最新の補助制度、事業計画のブラッシュアップなど様々な面でのサポートを実施していますので、ぜひお気軽にまずはご相談ください!
③福島12市町村の名産品をプレゼント
会場参加された方には、来場者特典として福島12市町村内の南相馬市の銘菓「松月堂の浮城」をプレゼントします。
※内容は変更の可能性があります。予めご了承ください。
ゲストの紹介
■但野 謙介さん(南相馬市/一般社団法人 パイオニズム 理事)
<プロフィール>
1982年、南相馬市鹿島区生まれ。2005年に一橋大学卒、日本放送協会 記者職を経て独立。東日本大震災で被災して以来一貫して復興に取り組む。
震災後は被災した地場の中核企業の再生やスタートアップの起業の傍ら、小高パイオニアヴィレッジの立ち上げにあたった。2020年からはベンチャーキャピタリストとして被災地のスタートアップに投資し起業家育成にあたるとともに、文化・伝統とコミュニティを軸に据え活動する。
✅もっと知って!こんな方です!
但野さんは、NHK記者などを経てご自身で複数の会社を経営された後、現在は、インキュベーション施設やベンチャーキャピタリストとして活躍するというユニークなキャリアの持ち主です。最近では、福島スペースカンファレンスを開き、宇宙産業全体を盛り上げることにも取り組まれています。幅広い経験に基づいた但野さん独自の視点から、福島12市町村のスタートアップや先端技術の”今”についてお話いただきます。
・参考リンク
HOOK|記者、政治家、起業家と類い稀な経験から見えた、南相馬に必要なこと。
SPACE CONNECT|福島に宇宙企業が集結「福島スペースカンファレンス2024」
■二田 郁子さん(大熊町/国立研究開発法人日本原子力研究開発機構<JAEA> 研究員)
<プロフィール>
広島県出身。千葉大学理学部を卒業後、同大学大学院融合科学研究科にて博士(理学)を取得。2017年にJAEAに入社。福島第一原子力発電所事故に由来する放射性廃棄物等の性状把握を専門とし、原子炉建屋等の瓦礫や汚染水を処理して発生した二次廃棄物について放射能等の分析、また分析結果の評価に取り組んでいる。2022年より、大熊町の分析施設で業務に従事し、富岡町で生活している。
✅もっと知って!こんな方です!
二田さんが従事されている国立研究開発法人日本原子力研究開発機構<JAEA>は、日本の原子力研究と開発における主要な機関で、福島第一原子力発電所の廃炉作業に関して重要な役割を果たしています。研究者として、福島へ移住した二田さんがどのような思いを持ち、どんな仕事をされているのか、ぜひお聞きください。
・参考リンク
NHK NEWS WEB|原発の廃炉など 若手研究者が最新の成果を報告 いわき市
JAEA廃炉環境国際共同研究センター|研究の内容と目的(二田郁子)
■沼尾 丈夫さん(南相馬市/株式会社スペースエンターテインメントラボラトリー 運用部マネージャー)
<プロフィール>
栃木県出身。東京で映像機器を扱う仕事をしていた頃、大学の同級生だった金田代表の誘いを受けてスペースエンターテインメントラボラトリーに入社。2021年、南相馬市に移住し、仲間と共に、空飛ぶテクノロジーで世界を驚かせることに挑戦中。
飛行艇型ドローン「HAMADORI」をはじめ、人工衛星や高高度気球、マルチコプター型ドローンなど、「飛ぶものはなんでもやる」会社で、総務や経営企画など幅広い業務に携わっている。
✅もっと知って!こんな方です!
東京で映像機器を扱う仕事など、ドローン等とは無縁の仕事をされていた沼尾さん。仲間とともに世界を驚かせるような「心がワクワクする」仕事をしたいという想いで南相馬へ移住しました。自身はエンジニアではないものの、総務や経営企画の面から、エンジニアが働きやすい仕事環境を整備したり、海上で実験をするために小型船舶の免許を取るような地道な努力をしながら、組織を支えています。
・参考リンク
移住者紹介動画#3 沼尾丈夫 「空飛ぶテクノロジーで世界を驚かせる」
スペースエンターテインメントラボラトリー 公式サイト
■松葉 あずみさん(浪江町/福島国際研究教育機構<F-REI>広報担当)
<プロフィール>
1997年、福島県郡山市生まれ。2017年に内閣府へ入府。2021年には復興庁へ出向し、東日本大震災の復興業務に携わる。2023年4月、F-REIの設立とともに現職に就任。東京から浪江町へ移住し、広報担当としてF-REIの情報発信や活動の周知に取り組んでいる。
✅もっと知って!こんな方です!
福島国際研究教育機構(F-REI)は、福島をはじめ東北の復興を実現するとともに、日本の科学技術力や産業競争力を強化するための世界に冠たる「創造的復興の中核拠点」として、令和5年4月に設立された国の研究教育機関です。松葉さんはその中で広報の仕事に邁進しながら、一人の住民として、地域の人との交流や暮らしを全力で楽しまれています。
・参考リンク
内閣府|出向者からのメッセージ(松葉あずみ)
福島国際研究教育機構(F-REI)公式サイト
Vol.18 未来ワークふくしま移住セミナー詳細
1. 開催日程 | 2025年2月15日(土曜日)15:00-17:15(開場14:30) (特別企画「もっと話そう延長戦!」を17:20-18:20に開催) |
2. 開催場所 | 東京ミッドタウン八重洲カンファレンス(5F) (東京都中央区八重洲二丁目2番1号) https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/conference/access |
3. アクセス | JR「東京駅」、東京メトロ丸の内線「東京駅」 地下直結(八重洲地下街経由) 東京メトロ銀座線「京橋」駅 徒歩3分 東京メトロ東西線、銀座線、都営浅草線「日本橋」駅 徒歩6分 |
4. 参加方法 | ハイブリッド形式(会場参加とオンライン配信) |
5. 定員 | 会場参加 50名 / オンライン参加 無制限 |
6. 参加費 | 無料 |
7. 申込方法 | 申込みフォームよりお申し込みください(本ページの最下部) |
8. タイムライン | 14:30 開場 15:00 ご挨拶 15:10 ゲストによる活動紹介 16:00 パネルディスカッション 16:25 各種支援制度や福島12市町村のイベント等のご案内 16:35 休憩 16:45 ゲストとの座談会・個別相談会 17:15 休憩 17:20 特別企画:「もっと話そう延長戦!」(座談会・個別相談会) 18:20 終了 |
9. お問い合わせ | 未来ワークふくしま移住セミナー事務局 (近畿日本ツーリスト株式会社 福島支店内) Tel : 024-572-6190〔平日10:00~18:00〕 Mail : fukushima12-seminar@or.knt.co.jp |
福島12市町村とは
福島12市町村とは、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、避難指示等の対象となった、福島県の浜通り地域を中心とした12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)を指します。
東日本大震災から13年以上が経ち、住宅や施設、インフラ関係も整いはじめUターンや若い世代の新規移住の方も増えてきているだけではなく、1世帯あたり最大200万円の移住支援金や、最大400万円の起業支援金などの移住・起業に関する支援金も手厚く、豊かな自然とあたたかな福島の人々とのふれあいの中で、新たな挑戦やイノベーションが次々と生まれています。