未来ワークふくしま移住セミナー vol.17「続:関西出身者が大活躍する福島12市町村」編

2024年12月5日
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未来ワークふくしま移住セミナーの概要

「何か新しいことにチャレンジしてみたい」「自分の経験やスキルを活かして暮らしたい」「福島県の復興に関わりたい」などの思いを持った、あなたに向けたセミナーです。

未来ワークふくしま移住セミナーでは、福島12市町村で活躍されるゲストの皆さまから、移住を決めたきっかけや、移住後の生活や仕事、福島12市町村との関わり方、どのように自分らしい働き方や生き方を実践されているのかについて、ここだけのリアルな話を聞くことができます。

前半ではゲストの方々が福島12市町村での挑戦や移住を決めたきっかけやその魅力、福島12市町村で暮らすこと、働くことについて、それぞれの活動紹介やパネルディスカッションでお話しいただきます。後半では福島12市町村の各種移住・起業支援制度のご説明や、ゲストに直接質問や相談ができる座談会、移住に関する個別相談会も実施します。

Vol.17未来ワークふくしま移住セミナーのここがポイント!

第17回目となる今回のセミナーテーマは「続:関西出身者が大活躍する福島12市町村」です。昨年度に引き続き、福島12市町村で活躍されている関西とつながりがあるゲストの方々をお招きし、お仕事や現地での暮らしや、遠方から見たときの福島12市町村の魅力についてたっぷりお話いただきます。

昨年度、大阪で開催したセミナーの様子。75名(会場・オンライン視聴を含む)と多くの方に参加いただき、たいへん盛り上がった回となりました。

移住を検討する先が住んでいる場所から遠い場合、情報収集やその地域へのイメージなど離れているとわかりづらいことが多々あると思います。
今回は関西の会場に、いま福島12市町村で活躍されている、関西につながりがあるゲストの方々が登壇されますので、関西にいながらにして現地の方々と触れ合うことができます。
また、移住相談員がお一人おひとりの移住に関する質問にお答えします。

福島12市町村は農業・林業などの一次産業から、ドローンなどのロボット産業や自然エネルギーなどの最先端技術、リモートワークでも可能な映像・デザインといったクリエイティブな仕事など多種多様な仕事の選択肢があります。
今回のゲストの方々も、会社員、起業家、看護師などそれぞれ異なった働き方をされていらっしゃいます。

vol.17セミナーゲストは、下記4名の方々です。

1人目は、国や自治体とも連携しながら、地域の物流インフラの課題解決に向けた活動に取り組まれている、京都出身の建野 成恒(たての なりつね)さん。

2人目は、立命館大学大学院卒業後に大熊町に移住し、建築的観点から各種デザイン活動をされている石井 美優(いしい みゆ)さん。

左:同僚の皆さんと(建野さん) / 右:アイスの移動販売を通した居場所づくり(石井さん) 

3人目は、小学生のときに東日本大震災で被災をして大熊町から奈良県に避難をし、現在はUターンをして南相馬市で看護師をされている植村 照美(うえむら てるみ)さん。

4人目は、IT企業などを経て、楢葉町で自治体や小規模事業者のDX支援を行っている、大阪出身の片岡 慎太郎(かたおか しんたろう)さん。

左:介護老人保健施設の利用者様と(植村さん) / 右:DXを通して地域の小規模事業者を支える(片岡さん)

4名それぞれの方が歩んできた道のなかで、どのように関西と福島12市町村とが交わったのか。そして移住をされたいま、何を思い、どのような暮らしをされているのか。それぞれの『わたしの物語』をお話いただきます。福島12市町村への移住を考えている方はもちろん、自分らしい人生を歩みたいと考えるすべての人に、お届けします。

会場参加限定コンテンツのご紹介

①ゲストに直接質問できる「座談会」&移住相談員に相談できる「個別相談会」

左:ゲストとの座談会の様子 / 右:個別相談会の様子

ゲストに直接質問や相談ができる「座談会」、移住相談員との「個別相談会」は、会場参加限定コンテンツとなります。福島12市町村での暮らしや仕事など聞いてみたいことがある方は、ぜひ会場へお越しください。ささいなことでも大歓迎です!

②福島12市町村の特産品 試食・試飲会!

福島は日本でも有数の酒どころ。地元の銘酒や、富岡町で栽培されているパッションフルーツのサイダーなど珍しいものもご用意しています。そのほかに、福島の銘菓などもご試食いただけます。
お試しいただいた商品の一部は、ミニ物産展でも販売します。福島12市町村の魅力をぜひ五感でもお楽しみください。

③特別企画: 福島12市町村のミニ物産展

昨年度のミニ物産展の様子(※商品は変更となる可能性があります)

浪江町の「鈴木酒造の磐城壽」や南相馬市の「クリームチーズ味噌漬け」、B級ご当地グルメの祭典、B−1グランプリで大賞になったこともある「なみえ焼きそば」などを会場内で特別販売する「ミニ物産展」を開催します。ぜひご自宅でも福島12市町村の食をご堪能ください!

ゲストの紹介

■建野 成恒さん(富岡町/株式会社宮田運輸 企画開発室室長)

<プロフィール>
1975年、京都府生まれ。2018年に株式会社宮田運輸に入社。福島事業所の開設準備を任され、2019年7月に浜通り地域にて復興事業を開始。富岡町からの要請を受け、2023年8月に富岡町産業団地に物流拠点を竣工。国や自治体とも連携し、地域の物流インフラの課題解決に向けた活動に取り組んでいる。3年前に富岡町に移住し、仕事もプライベートも充実した日々を過ごしている。

左:ミス・インターナショナル出場者に町の現状を説明中 / 右:愛犬と一緒にオフィスへ出勤

✅もっと知って!こんな方です!
大阪府に本社を置く宮田運輸は、除染作業で出た土壌の運搬業務を担ってほしいというオファーを受け、2019年に福島事業所を立ち上げました。建野さんは立ち上げ時から関わり、明るい笑顔とポジティブなオーラで町内でも注目される存在になりました。富岡町のお祭りでは宮田運輸として屋台を出し、建野さん自ら大阪名物のたこ焼きを作って好評を博しています。

・参考リンク
未来ワークふくしま|人と人を繋ぎ、幸せを運ぶ。地域を物流で支える富岡町の運送会社「宮田運輸」
とみおか暮らし情報館|株式会社宮田運輸 建野 成恒さん

■石井 美優さん(大熊町/amateur architect <素人建築家>)

<プロフィール>
1998年生まれ。三重県出身。椙山女学園大学 生活科学部を卒業。立命館大学大学院 理工学研究科を卒業。在学中に大熊町を対象として町民の空間に対する捉え方の変遷についての研究を行い、卒業後そのまま大熊町に移住。現在は建築的思考を通して、グラフィックから家具、まちづくりなど様々なスケールのデザインを行なっています。

左:アイスの移動販売を通した居場所づくり / 右:友人の手伝いで農作業

✅もっと知って!こんな方です!
立命館大学大学院在籍中にご縁があって大熊町にやってきた石井さんは、大熊町をテーマとして研究を行い、そのまま卒業後に移住をしました。建築的思考をベースに、人々の居場所となるアイスの移動販売をしたり、読書屋やクラフトジン蒸留所の設計、イベントのグラフィックデザインなど、独自の発想で、地域を盛り上げています。

・参考リンク
Instagram
大熊町情報note|新スタッフの紹介③

■植村 照美さん(南相馬市/介護老人保健施設ヨッシーランド 看護師)

<プロフィール>
2000年、福島県大熊町生まれ。小学5年生の時に東日本大震災を経験し、奈良県斑鳩町へ避難。その後、同県大和高田市に移住。看護師の資格を取得し、県内の医療機関で内科急性期病棟に3年間勤務。2023年4月より福島県南相馬市にある介護老人保健施設ヨッシーランドにて看護師として勤務中。

勤務先の介護老人保健施設にて

✅もっと知って!こんな方です!
小学5年生の時に東日本大震災を経験し、奈良県に避難した植村さん。「一人前の看護師になって故郷である福島へ戻り、復興の一助となること」を目標に、奈良県内の病院で看護師としての経験を積み、2023年に福島県南相馬市にUターンされました。現在は、 介護老人保健施設で、利用者さん一人ひとりとじっくり関われることにやりがいを感じながら、勤務時間外には好きなことをする、ゆとりのある生活を送られています。

・参考リンク
未来ワークふくしま|病院から介護施設への転職で看護師としてワークライフバランスを実現

■片岡 慎太郎さん(楢葉町/株式会社デジラボホールディングス DXコーディネーター)

<プロフィール>
1981年、大阪生まれ。情報系専門学校を卒業後、IT企業→通信キャリア代理店を経て、株式会社デジラボホールディングス(旧社名:株式会社デジタルラボならは)への入社をきっかけに移住。
地域の自治体や小規模事業者へ向けた無償の業務効率化支援を軸に、福祉系AI、デジタルアート等、ITサービスのインストーラーとして活動中。

左:「半分農業、半分IT」体験ツアーにアテンド参加中 / 右:趣味の釣りを楽しんでいるときの1枚

✅もっと知って!こんな方です!
大阪府以外に住んだことがなかった片岡さんは、偶然デジラボホールディングスの求人を見て、「IT×地域をキーワードに地域活性化をしていく業務内容がおもしろそう!」、「自分のITスキルが役に立つのではないか」と思ったことをきっかけに、楢葉町に移住されました。平日はやりがいのある仕事に打ち込み、休日には趣味の釣りに出かけたりと、楢葉町のおだやかな暮らしを楽しまれています。

・参考リンク
楢葉町移住相談窓口|タスクを釣り上げる多機能プレイヤー片岡さんにインタビュー

Vol.17 未来ワークふくしま移住セミナー詳細

1. 開催日程 2025年1月18日(土曜日)15:00-17:15(開場14:30)
 (特別企画「もっと話そう延長戦!」を17:20-18:20に開催)
2. 開催場所 YOLO BASE
(大阪府大阪市浪速区恵美須西3丁目13番24号)
https://www.yolo-base.com/access/
3. アクセス 南海線・JR環状線 新今宮駅から徒歩約5分
大阪メトロ 動物園前駅から徒歩約7分
4. 参加方法 ハイブリッド形式(会場参加とオンライン配信)
5. 定員 会場参加 50名 / オンライン参加 無制限
6. 参加費 無料
7. 申込方法 申込みフォームよりお申し込みください(本ページの最下部)
8. タイムライン 14:30 開場
15:00 ご挨拶
15:10 ゲストによる活動紹介
16:00 パネルディスカッション
16:25 各種支援制度や福島12市町村のイベント等のご案内
16:35 休憩
16:45 ゲストとの座談会・個別相談会
17:15 休憩
17:20 特別企画:「もっと話そう延長戦!」(座談会・個別相談会)
18:20 終了
9. お問い合わせ 未来ワークふくしま移住セミナー事務局 (近畿日本ツーリスト株式会社 福島支店内)
Tel : 024-572-6190〔平日10:00~18:00〕
Mail : fukushima12-seminar@or.knt.co.jp

福島12市町村とは

福島12市町村とは、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、避難指示等の対象となった、福島県の浜通り地域を中心とした12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)を指します。

東日本大震災から13年以上が経ち、住宅や施設、インフラ関係も整いはじめUターンや若い世代の新規移住の方も増えてきているだけではなく、1世帯あたり最大200万円の移住支援金や、最大400万円の起業支援金などの移住・起業に関する支援金も手厚く、豊かな自然とあたたかな福島の人々とのふれあいの中で、新たな挑戦やイノベーションが次々と生まれています。

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