未来ワークふくしま移住セミナー vol.14「ワクワクが生まれる地。ふくしま12市町村」編

2024年7月26日
  • イベント

未来ワークふくしま移住セミナーの概要

「何か新しいことにチャレンジしてみたい」「自分の経験やスキルで地域に貢献したい」「福島県の復興のために出来ることを探したい」などの思いを持った、あなたに向けたセミナーです。福島12市町村や先輩移住者のリアルな声をきくことができたり、移住相談員や先輩移住者に直接質問・相談できる時間もご用意していますので、ぜひお気軽にお越しください。

Vol.14未来ワークふくしま移住セミナーのここがポイント!

好評だった昨年に引き続き、今年度も札幌で移住セミナーを開催いたします。今回のテーマは「ワクワクが生まれる地。ふくしま12市町村」です!

福島12市町村では、いま、日本中・世界中から熱い想いを持った人が集まり、たくさんのワクワクの種が芽を出しています。

この移住セミナーでは福島12市町村で活躍されるゲストの皆さまから、移住を決めたきっかけや、移住後の生活や仕事、福島12市町村との関わり方について、リアルな話しを聞くことができます。

左:パネルディスカッションの様子 / 右:ゲストとの座談会の様子

前半ではゲストの方々が福島12市町村での挑戦や移住を決めたきっかけやその魅力、福島12市町村で暮らすこと、働くことについて、それぞれの活動紹介やパネルディスカッションでお話しいただきます。そして、後半では福島12市町村の各種移住・起業支援制度のご説明や、ゲストに直接質問や相談ができる座談会、移住に関する個別相談会も実施します。

ゲストは、下記の4名の方々です。
福島12市町村で実践されているワクワクする取り組み、ワクワク暮らしについてお話いただきます。

左:福島12市町村を盛り上げる仲間と佐別当さん / 右:3Dプリンタを説明する東さん
左:近所の公園でご家族と過ごす杉原さん / 右:北海道と福島を往復するトラックを運転する吉田さん

札幌に拠点を持ちながら、「ADDress」の代表として、日本中の魅力的な地域を回っている佐別当隆志さん。

福島県浪江町でコンクリート3Dプリンタなどの研究をされている、會澤高圧コンクリート(本社:苫小牧市)の東大智さん。

札幌市から福島県広野町にUターンをし、3児の子育てをしながら、起業をされたばかりの杉原愛さん。

福島県田村市と旭川市、2つの拠点を行き来しながら、「羊飼い」をされている吉田睦美さん。

ゲスト4名すべて、北海道と福島の両方に縁のある方々です。

会場参加限定コンテンツのご紹介

①ゲストに直に質問できる「座談会」&移住相談員に相談できる「個別相談会」

左:ゲストとの座談会の様子 / 右:個別相談会の様子

当日のゲストに直に質問や相談ができる「座談会」、移住相談員に個人的な相談ができる「個別相談会」は、会場参加限定コンテンツとなります。福島12市町村での暮らしや仕事など聞いてみたいことがある方は、ぜひ会場へお越しください。ささいなことでも大歓迎です!

②特別企画: 「もっと話そう延長戦!」 「わたしだけのふくしま12移住体験ツアーをつくる」

これまでに実施したワークショップの様子

「実際に1泊2日で12市町村に行ってみるならどんなことができるのか?」12市町村の現地事情に詳しい登壇者や、移住相談スタッフと一緒に、あなただけのオリジナルツアーを考えてみませんか。交通費や宿泊費の補助制度やお試し住宅などお得な現地視察の方法についても詳しくお教えします! さらに「もっと話そう延長戦!」も同時開催。ゲストとの方との座談会や移住相談員との個別相談も延長して実施します。

③「ふくしま12市町村移住支援センター」グッズをプレゼント

当日に会場参加いただいた方には、 「ふくしま12市町村移住支援センター」グッズをプレゼントします!

Vol.14 未来ワークふくしま移住セミナー詳細

1. 開催日程2024年9月7日(土曜日)15:00-17:10(開場14:30)
 (※自由参加:特別企画「もっと話そう延長戦!」
「わたしだけのふくしま12移住体験ツアーをつくる」を17:20-18:20に開催)
2. 開催場所札幌市民交流プラザ クリエイティブスタジオ
(北海道札幌市中央区北1条西1丁目)
https://www.sapporo-community-plaza.jp/access.html
3. アクセス<地下鉄> 「大通」駅 30番出口から西2丁目地下歩道より直結徒歩 約2分
<市電> 「西4丁目」駅から徒歩 約12分
<JR> 「札幌」駅 南口 徒歩 約10分
<バス>「時計台前」または「北1条」停留所から徒歩 約2分
4. 参加方法ハイブリッド形式(会場参加とオンライン配信)
5. 定員会場参加 50名 / オンライン参加 無制限
6. 参加費無料
7. 申込方法※申込み受付は終了しました
8. タイムライン14:30 開場
15:00 ご挨拶
15:10 ゲストによる活動紹介
15:50 パネルディスカッション
16:20 各種支援制度や福島12市町村のイベント等のご案内
16:30 休憩
16:40 ゲストとの座談会・個別相談会
17:10 終わりのご挨拶
17:20-18:20 特別企画:「もっと話そう延長戦!」(座談会・個別相談会) 
     「わたしだけのふくしま12移住体験ツアーをつくる」ワークショップ
9. お問い合わせ未来ワークふくしま移住セミナー事務局 (近畿日本ツーリスト株式会社 福島支店内)
Tel : 024-572-6190〔平日10:00~18:00〕
Mail : fukushima12-seminar@or.knt.co.jp

ゲストの活動紹介

■佐別当 隆志さん(株式会社アドレス 代表取締役社長)

<プロフィール>
2000年株式会社ガイアックスに入社。広報・事業開発を経て、2016年一般社団法人シェアリングエコノミー協会を設立し事務局長に就任。 2017年内閣官房IT総合戦略室よりシェアリングエコノミー伝道師を拝命。総務省シェアリングエコノミータスクフォース委員就任。2018年多拠点生活サービスのプラットフォームを展開する株式会社アドレスを設立し、代表取締役社長に就任。2022年日本サービス大賞「優秀賞」「審査員特別賞」をW授賞。2023年シェアリングエコノミー協会理事に就任。

左:12市町村で実施中の「みにきて!ふくしま」サイト / 右: ADDress会員さんと実施した「ふくしまチャットウォーク」

国内・海外合わせて300以上の住居が登録されている住まいのサブスク『ADDress』を運営されている佐別当さん。札幌に住みながら、全国で活動されている佐別当さんは、福島12市町村にも実際に足を運び、「みにきて!ふくしま」というプロジェクトにも取り組まれています。札幌や全国の様々な場所と比較して、福島12市町村のどのようなところが魅力的なのか、佐別当さん独自の視点でお話いただきます。

<参考リンク>
みにきて!ふくしま|ADDressで出会うふくしま12市町村
ADDress公式サイト

■東 大智さん(會澤高圧コンクリート株式会社上席執行役員)

<プロフィール>
1988年、北海道生まれ。2011年北見工業大学を卒業し、會澤高圧コンクリートへ入社。入社当初は札幌にてコンクリート製品の設計を行うバリューエンジニアリングチーム(VEチーム)に配属。2015年、VEチームと掛け持ちでアイザワ技術研究所にも配属。研究所では自己治癒コンクリート、3Dプリンタなどを研究。2023年6月福島県浪江町に福島RDMセンターがオープンし、そのオープンと同時に浪江町へ移住。現在に至る

左:浪江に新設されたRDMセンター / 右:RDMセンター内で3Dプリンタプレゼンをする様子

苫小牧市に本社のある會澤高圧コンクリート株式会社は、2023年に、福島県浪江町に『福島RDMセンター』を開業しました。研究(Research)開発(Development)生産(Manufacturing)の3つの機能を兼ね備えた最先端のRDMセンターで、東さんは、世界に通用するコンクリート3Dプリンタなどの研究開発に尽力されています。

<参考リンク>
福島RDMセンター公式サイト
一歩先への道しるべ|大型3Dプリンターが21世紀型ものづくりの主役に?

■杉原 愛さん (ラヴ・ワークス 代表)

<プロフィール>
1982年、福島県双葉郡広野町生まれ。大学、就職を含めて7年間、北海道で暮らす。その後福島県に戻り、震災、難病を経験。結婚、出産を機に、再び札幌に拠点を移すが、地元での育児と起業という夢をもち、家族で広野町に戻る。現在は起業し、ラヴ・ワークス代表、3児の母として、居場所づくりを目指して、アロマケアによる癒やしの提供と温かい環境での育児を行っている。

左:アロマケアで癒やしを提供 / 右: 近所の公園で夫と3人の子どもと

生まれ故郷の広野町と北海道をこれまでに何度も往復して生活をしてきた杉原さん。北海道にも愛着を持ちながら、子どもたちを地元で育てたいという願いを持ち、2021年に広野町にUターンをしました。子育ての傍ら、周囲のサポートを受けて起業の夢も実現。杉原さんが代表をされているラヴ・ワークスでは、町に暮らす人の第三の居場所、サードプレイス作りを志して活動されています。

<参考リンク>
HIRONO STYLE|【移住者の声】杉原愛さんにインタビューさせていただきました!

■吉田 睦美さん(株式会社むー 代表取締役)

<プロフィール>
田村市(福島県)と旭川市(北海道)に二拠点居住中の羊飼い。2016年田村市に牧場を設置。以後イベントやキャンプ場なども併設。2022年から旭川牧場も継承し羊肉の品質と生産量の増加を目指す。現在札幌に取引店2店、東京5店(不定期)、BtoCもコロナ時期から続けて行っており、羊ミルクのヨーグルトや、エミューの卵、烏骨鶏の丸鶏など、他社ではなかなか手に入らないヘンな畜産物も、保持資格の範囲で発売する。

左:羊の世話をする様子 / 右:羊を運ぶトラック。北海道と福島を往復している

ご主人と一緒に土木会社を営まれ、畜産業とはまったく無縁だった吉田さんは、思いがけず福島で羊飼いとなりました。福島県内で羊を飼うだけでは採算がとれずに悩んでいたとき、偶然、旭川市の牧場を購入することに。現在は北海道で羊を育て、福島で加工・販売をするという独自の二拠点生活を実践されています。

<参考リンク>
未来ワークふくしま|解放され、自由になると人生は面白くなる。福島の羊飼いの歴史をつなごうとした吉田睦美さんは、なぜか今、福島と北海道を行ったり来たりしている

福島12市町村とは

福島12市町村とは、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、避難指示等の対象となった、福島県の浜通り地域を中心とした12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)を指します。

東日本大震災から13年以上が経ち、住宅や施設、インフラ関係も整いはじめUターンや若い世代の新規移住の方も増えてきているだけではなく、1世帯あたり最大200万円の移住支援金や、最大400万円の起業支援金などの移住・起業に関する支援金も手厚く、豊かな自然とあたたかな福島の人々とのふれあいの中で、新たな挑戦やイノベーションが次々と生まれています。