【広野町】東京からのアクセス良好。仕事・生活環境の充実具合を調べる

広野町をめぐる1泊2日のモデルコースです。「東北に春を告げるまち」をキャッチフレーズにする広野町は、年間を通じて温暖な気候に恵まれており、農薬、化学肥料を抑えた米の生産に力をいれてるほか、東北ではめずらしくみかんやバナナの栽培もおこなわれています。
幼児から高等学校までの教育施設が立地する「教育の丘」や広大な敷地の中で親子3世代が楽しむことができる総合公園なども整備され、充実した子育て環境も魅力です。
「ひろぼークラブ」の会員になり、訪問先で会員証を提示すると特典を受けられる場合がありますので、事前に手続きをしてから向かいましょう。
https://hirobo-club.jp/
※本ページで紹介しているコースは、東京から電車(新幹線または特急)を使って最寄り駅まで向かい、レンタカーなどを使って巡るプランの一例です。実際に予定を組む際は、訪問日程に応じて営業日・時間等をご確認ください(こちらの情報は更新時点【2025年5月20日】のものです)。また、移住相談窓口や企業などは、事前のアポイントメントが必要となります。
スケジュール
07:30【出発地】東京駅
余裕を持って東京駅に到着しておきましょう。「特急ひたち3号」は、東京駅のほか、品川駅や上野駅などからも出発可能です。

07:52特急ひたち3号で東京駅を出発
いわき駅までは約2.5時間。特急ひたちの車内は、Wifiも電源も使えます。パソコンで仕事をしながらの移動も可能です。
10:23いわき駅に到着
特急は、広野駅にも停車しますが、本プランではレンタカーでの移動を想定しているため、特急が停車する手前のいわき駅で降車します。
10:30駅前でレンタカーを借りる
いわき駅の周辺には複数のレンタカー屋さんがあります。お好きな店舗を利用すると良いでしょう。
■JR駅レンタカー
https://www.ekiren.co.jp/office/detail/D00705
■トヨタレンタカー
https://rent.toyota.co.jp/shop/
(いわき駅前店で検索)
11:30Jヴィレッジへ
Jヴィレッジは、広野町と楢葉町にまたがるサッカーナショナルトレーニングセンター。
福島第一原子力発電所事故後の対応拠点として使われた後、2019年から全面再開。サッカーコートが10面あるという豊かな環境もあり、2024年からの男子サッカーのインターハイは、Jヴィレッジで毎年開催されることになりました。
4階にある蹴球神社でお参りすると勝負事でご利益があるかもしれません。
■Jヴィレッジ
https://j-village.jp/

12:00Jヴィレッジ内レストランで昼食
Jヴィレッジ内のレストランで昼食を取りましょう。
目の前に鮮やかなピッチが広がる開放的な空間で、地元の食材を使用したコース料理やアラカルトを注文できます。

13:30二ツ沼総合公園・トロピカルフルーツミュージアムへ
二ツ沼総合運動公園は、広大な芝生広場や子供から大人まで楽しむことができるパークゴルフ場など、アウトドアを思いきり楽しめる施設が揃っています。園内には地元物産の直売所やレストランもあります。国道6号線沿いでアクセスも良く、地域の人々の憩いの場となっています。
https://www.hirono-kousha.com/our-business/futatsunuma-park/
二ツ沼総合公園に隣接するトロピカルフルーツミュージアムは、東北で初となる本格的なバナナの栽培を行う施設です。地中熱を利用し亜熱帯に近い環境で整えたハウスの中を見学することができ、ここで収穫されたバナナは「綺麗」と名付けられ、収穫時期であれば購入することもできます。
https://www.hirono-kousha.com/kirei
定休日:月曜日(休日の場合は翌日休み)(両施設とも)
直売所は定休日:月~水曜日 営業時間:9:00~12:30
15:30【公的施設を訪問】広野暮らし相談窓口「りんくひろの」へ
相談窓口は広野町役場内にあります。広野町のこと、すまいや生活環境、就農関連も含めた移住支援制度などについて教えてもらいましょう。事前予約がおすすめです。
■HIRONO STYLE
https://www.town.hirono.fukushima.jp/ijyu/index.html
■チャレンジするまちの移住支援最前線⑦広野町
https://mirai-work.life/magazine/893/
17:00公設商業施設「ひろのてらす」(イオン広野店)へ
広野町の買い物環境を確認しましょう。
「ひろのてらす」には、イオン広野店があり、食料品や日用品のほか、医薬品も購入できます。個人商店も複数店舗あるため、生活に必要な基本的なものは町内でもまかなえます。
ランチタイム(11:00~14:00)に限られますが、フードコート内で営業している「Cucina(クッチーナ)」は、サッカー日本代表の専属シェフだった西芳照さんがオーナーを務め、選手にふるまわれたカレーライスを提供しています。レトルトカレーも購入することが可能です。
■日用品はどこで買う?ふくしま12市町村の買い物事情(後編)
https://mirai-work.life/magazine/8461/#hirono
■公設商業施設「ひろのてらす」テナント営業時間
https://www.town.hirono.fukushima.jp/chousei/koukyoshisetsu/1003557/1002286.html

18:00宿泊施設にチェックイン
広野町内の宿泊施設に泊まりましょう。
■広大な自然を満喫したいなら、渓谷沿いの一軒宿 大滝旅館
https://otaki-ryokan.com/
自然を感じることができる大滝が徒歩1分のところにあります
■広野駅近くの利便性重視「ハタゴイン福島広野」
https://www.hatagoinn.com/hfh/
徒歩圏内に居酒屋などもあります
この他、
Jヴィレッジ
https://j-village.jp/hotels/
ホテル双葉邸
https://www.futabatei.me/stay/
などにも宿泊できます。
■おもてなしの心をすべての人に 「宿泊業」で地域を発信するフタバ・ライフサポート
https://mirai-work.life/magazine/7236/
18:30宿泊施設で夕食
19:30宿泊施設でゆっくりお過しください
05:00広野町の日の出を見る
広野町は「日本一美しい日の出の町」を宣言しています。天気の良い日であれば、ぜひ早起きして日の出を眺めてみましょう。
※日の出時間は時期によって異なります。前日に天気と合わせて確認しておきましょう。
■シティプロモーションムービー「日本一美しい日の出の町 福島県・広野町」
https://www.town.hirono.fukushima.jp/chousei/kouhou/1001655/1004091.html
08:30宿泊施設をチェックアウト
09:00【民間事業者を訪問】求人企業を訪問
どんなお仕事があるのかは気になるポイントです。
気になる企業を訪問して、雰囲気を掴んでおくことも重要です。事前に予約して、職場の雰囲気を掴んでおきましょう。
■メイコー
近年注目される「IoT」に欠かせない分野として高度な技術を用い、電子回路基板(プリント基板)を製造・国内外へ販売する会社です。私たちの生活を支える、質の高い“電子回路基板”を作る工場見学などを申し込むことができます。
https://arwrk.net/recruit/meiko-elec
■東亞合成
瞬間接着剤のアロンアルフアをはじめ、基礎化学品・アクリル製品など幅広い事業を展開する会社です。広野工場は、国内の新しい事業所として、高品質なアクリル系ポリマー製品を製造工場です。最先端技術の詰まった化学製品工場を訪れてみましょう。
https://arwrk.net/recruit/toagosei
この他、広野町の求人は
https://mirai-work.life/work/joblist/#cities=31
から探せます。
11:00ふたば未来学園内のカフェへ
「Cafēふぅ」は中高一貫教育を行っているふたば未来学園のコミュニティ向けスペースの一角にあるカフェです。
ふたば未来学園は、「変革者たれ」を建学の精神に、中学生の頃から世界を導くリーダーを育てようと、最先端の教育が取り入れられ、このカフェの商品企画から接客までを生徒自身が行っています。
一般向けの営業は原則「月曜日、水曜日、金曜日」になっています(営業時間・生徒運営の時間などは、公式サイトから確認しましょう)。
「地域が人を育み、人が地域をつくる」の理念の下に運営される幼児教育から高等教育までを集約した教育エリアを見学してみましょう。
■カフェふう
https://sites.google.com/view/cafefu/home
12:00惣菜弁当KIYAで昼食
東京から移住してきた夫婦が2023年にオープンした弁当惣菜店。東京で弁当屋に25年勤務した夫の宏行さんが手作りする約30種類の惣菜から自由に選ぶスタイルです。イートインスペースもあるのでその場で食べることも可能。店内では妻の紀子さんによる工作のワークショップを開催。作品が飾られています。(定休日:日曜日)
■惣菜弁当KIYA
https://www.instagram.com/souzai_bento_kiya/
■広野町でお惣菜弁当屋を開業。家族の近くで料理を通して人を助けたい
https://mirai-work.life/magazine/6678/
13:00広野町文化交流施設-ひろの未来館-へ
広野町は、草食恐竜の歯(ヒロノリュウ)や肉食恐竜(フタバスズキリュウ)の脛骨、アンモナイトなど海洋生物の化石が発掘されています。ひろの未来館では、実際に発掘された化石のほか、様々な恐竜の化石の標本をご覧いただくことができます。また、広野町の情景を綴った童謡「とんぼのめがぬ」の作詞家である額賀誠志に関する資料なども展示されており、広野町の歴史や文化を知ることができる施設です。
(定休日:月曜日/祝日の場合は翌日休み)
■広野町文化交流施設-ひろの未来館-
https://www.town.hirono.fukushima.jp/kankousports/bunka/1003725/1003727.html
なお、この施設から徒歩約5分のところにある広野町役場のロビーには、ハドロサウルス類のチンタオサウルスの全身骨格標本があります。気になる方はそちらに足を伸ばすのもよいでしょう。

15:00広野駅周辺、商店街などを散策
広野駅の西側には南北に伸びる商店街、東側の海沿いまで足を伸ばせば防災緑地として整備された遊歩道があり、広野町を一望できますので、散策してみましょう。
■四倉屋精肉店
唐揚げやコロッケ、メンチカツなどを購入できるお店で、地元の子どもたちに大人気だそうです。野菜や雑貨なども扱っているそうです。
https://www.town.hirono.fukushima.jp/ijyu/story/1004130.html
(定休日:日曜日)
■多世代交流スペースぷらっとあっと
レンタル&交流スペース。館内には高速Wi-Fiが完備され、コワーキングスペースとしても活用できます。毎月第4日曜日(10:00~14;00)には、キッチンカーの出店やフリーマーケットなどが行われるまちなかマルシェが開催されています。
https://select-type.com/p/plat_at_hirono/
(定休日:月曜日、金曜日)
インタビュー「次世代が「広野町に関わり続けたい」と思えるまちづくりで生まれ故郷に貢献したい」
https://mirai-work.life/magazine/1256/
