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50,000円相当のポイントを進呈!福島県×アイリスオーヤマの移住支援

2023年2月21日
  • まちづくり
  • 移住支援金

生活用品メーカーのアイリスオーヤマ株式会社は、2023年度に「福島県12市町村移住支援金」の交付が決定した人に対し、公式通販サイトでの買い物に使用できる「アイリスプラザポイント」50,000ポイント(50,000円相当)を贈る移住支援を行っています。この支援は2022年度に続き2年目。ポイントは1年間有効で、移住後の新生活に必要な家具・家電のほか、日用品や生活雑貨等の購入費にも充てられます。

アイリスオーヤマの復興に向けた取り組み

原発事故の被害を受けて避難指示等の対象となった福島12市町村では、生活インフラ等の復旧が進んだ今も、地域の担い手不足が大きな課題となっています。そこで福島県は、県外からの移住を促進することで被災地域の復興を加速させるため福島12市町村への移住者に対して最大200万円の支援金を給付する「福島県12市町村移住支援金事業」を2021年7月から施行するなど、さまざまな移住支援を行っています。

アイリスオーヤマ株式会社は、家電製品を中心に収納・インテリア・園芸・ペット用品などを幅広く製造、販売している生活用品メーカーです。1989年に同社創業の地である大阪府布施市から宮城県仙台市へと本拠地を移して以来、仙台市のスポーツ、文化振興事業をスポンサーとして支援するほか、地元企業として東日本大震災からの復興にも注力してきました。

震災から10年を経た2022年3月11日には、東北の地域課題解決と経済活性化を目的とした「3.11プロジェクト」を発足。「震災の記憶を風化させない 20年目へのスタート」を掲げ、「人」「農業」「産業基盤」の各分野を軸に、未来を見据えた新しい地域づくりに取り組んでいます。

このプロジェクトでは、「人」への支援として「ふたば未来学園中学校・高等学校」の地域協働スペース「双葉みらいラボ」への家具家電の提供や、学習プログラムの実施、「農業」分野では、浪江町の営農再開を目指した田植え・稲刈りや収穫米のパックごはんとしての加工販売などを行っています。

そして経済活性化の「産業基盤」を創るため、2022年5月から南相馬市復興工業団地内に「アイリスプロダクト南相馬工場」を操業。新たに県内在住者77名を採用(2022年8月1日時点の県内出身の新規従業員数)し、人工芝や建材用平板・波板、脱酸素剤やパックごはん用のトレーなどを製造しています。

福島県×アイリスオーヤマの移住支援

購入可能商品イメージ(約50,000円相当)

アイリスオーヤマ株式会社は、2022年に「3.11プロジェクト」の一環として「福島県12市町村移住支援金事業」に協賛する内容の協定を福島県と締結。「福島県12市町村移住支援金交付決定兼確定通知書」を交付された全世帯に対し、公式通販サイト「アイリスプラザ」での買い物に使用できる50,000ポイント(50,000円相当)を進呈しています。2022年度は169世帯がこの支援制度を活用しました。

申請の手続きは簡単。移住支援金の交付決定者は、通知書と同時に配布されるポイント付与申請用の二次元バーコードからアイリスプラザの会員登録ページにアクセスし、必要事項を入力して申請するだけ。福島県による本人照合が完了し次第、登録したアカウントにポイントが付与されます。

ポイントは1年間有効。移住後の暮らしに必要な家具・家電だけでなく、適切なタイミングで新生活の日用品などの購入にも充てることができる、心強い支援です。

福島県とアイリスオーヤマ株式会社との12市町村の移住促進に係る協定

■支援内容
支援額:アイリスプラザポイント50,000ポイント(50,000円相当)
購入可能商品 :アイリスプラザで取り扱う全商品

■申請フロー
①移住支援金の交付決定通知書とともに送付される案内に記載の二次元バーコードから会員登録
②福島県による本人照合作業
③約1ヵ月後にポイント付与

対象者
福島県から2023年度「福島県12市町村移住支援金交付決定兼確定通知書」の交付を受けた者

■申請期間
交付決定日~2024年4月30日