生活・その他

週末や仕事帰りにプレイを楽しめるふくしま12市町村のサッカー場

2024年11月1日

子ども時代に仲間とサッカーを楽しんだ方も多いのではないでしょうか。移住した後は地元チームに参加してみるのも良いですし、知り合った仲間同士でチームを組むのも良さそうです。今回は、福島12市町村でサッカーゴールのあるグラウンドをご紹介します。

目次

南相馬市:南相馬市サッカー場
田村市:田村市運動公園 多目的運動広場
浪江町:ふれあいグラウンド
富岡町:富岡町総合スポーツセンター 多目的広場
楢葉町:楢葉町総合グラウンド 多目的運動場
川俣町:川俣町農村広場
飯舘村:いいたてスポーツ公園 陸上競技場・サッカー場

南相馬市:南相馬市サッカー場

(写真:南相馬市提供)

南相馬市サッカー場は、学生を中心とした各種地区大会などの会場としても利用される施設です。学生や社会人チームのほか、地元の働き盛り年代のチームも、週末を中心に練習しています。

競技場は天然芝で約1万平方メートル。夜間照明が整備されているため、夜間でも利用できます。ただし12/1~3/12までは芝生養生のため休業となります。全面貸し切り制で、1時間あたりの利用料金は市内在住者が1,050円、市外の方は1,570円です。利用可能日は市の予約サイトで確認できます。

予約方法などの詳細はこちら
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/sections/14/1470/2/12669.html

田村市:田村市運動公園  多目的運動広場

(写真提供:田村市運動公園)

田村市運動公園内にある多目的運動広場は、全面が土のグラウンドで、サッカーコートを2面取ることが可能です。隣接する第8駐車場は駐車台数155台分と広々としており、トイレも2箇所設置されているのも安心です。

利用は無料ですが、基本的に事前申請が必要です。予約は3日前までとされていますが、当日でも空きがあれば利用できることもあります。

予約方法などの詳細はこちら
https://tamura-sportspark.com/

浪江町:ふれあいグラウンド

(写真提供:浪江町地域スポーツセンター)

2022年にオープンしたふれあいセンターなみえにあるふれあいグラウンドは、全面が土のグラウンドで、サッカーコートを1面分取ることが可能です。夜間照明やトイレも設置されています。

利用には予約が必要で、受付は秋桜アリーナ(浪江町地域スポーツセンター)で行っています。利用料は1時間あたり全面800円、半面400円です。夜間照明の利用には別途料金が加算されます。

予約方法などの詳細はこちら
https://www.town.namie.fukushima.jp/soshiki/12/30807.html

富岡町:富岡町総合スポーツセンター 多目的広場

(写真提供:富岡町教育委員会)

富岡町総合スポーツセンターの多目的広場は全面人工芝。ラインやゴールも整備されており、一般向けのコートを1ピッチ取ることが可能です。夜間照明やトイレも設置されています。周囲の斜面は芝生になっており、休憩や観戦に利用できます。隣接する駐車場は広く、荷物の積み下ろしにも便利です。

利用時には予約が必要で、利用日の1ヵ月前から窓口もしくは電話で申し込みができます。大人が全面を使用する場合、1時間あたりの利用料金は平日が1,000円、土日祝は1,250円です。照明機器や放送機器を使用した場合は別途料金が加算されます。

予約方法などの詳細はこちら
https://www.sakura-sc.org/index.html

楢葉町:楢葉町総合グラウンド 多目的運動場

(写真提供:一般社団法人楢葉町スポーツ協会)

楢葉町といえばサッカーの聖地Jヴィレッジが有名ですが、それ以外のスポーツ施設も充実しています。楢葉町総合グラウンドの多目的運動場は旧陸上競技場を改修し、2024年にオープンした施設です。人工芝のピッチは公式戦基準を満たす仕様となっており、一般の子どもから大人までの幅広い年代で利用されているほか、プロサッカーチームの練習試合も行われ、2024年から福島県で恒久開催となった高校総体サッカーの競技会場など広く活用されています。

夜間照明が設けられていますので、ナイター利用も可能です。トイレが場内にあり、利用者は休憩スペースとしてエアコン完備のクラブハウスが利用できます。

利用申請は、WEBか電話で受け付けています。料金は一般利用で1時間あたり平日2,200円、休日2,750円です。照明やロッカー室、シャワー等を使う際は料金が加算されます。

予約方法などの詳細はこちら
https://naraha-sportscommission.com/

川俣町:川俣町農村広場

(写真提供:川俣町体育館)

四方が木々に囲まれた緑豊かな環境にあるグラウンドです。地元の達南サッカー協会に所属するチームの練習場所にもなっています。一般の方も参加可能ですので、入団を希望する場合は川俣町体育館へ問い合わせてみましょう。グラウンドは土面で、練習試合等であればピッチ2面、公式試合であればピッチ1面を設置でき、移動式のゴールが4基あります。敷地内にトイレも設置され、約80台分の駐車場が隣接しています。

利用の申し込みはWEBの施設予約システムから行います。料金は町内在住者であれば無料、町外在住者の場合は1時間当たり半面580円、全面1,160円です。ナイター照明を利用する場合は追加料金が必要になります。次の人が気持ちよくグラウンドを使えるように、使用後はレーキがけを行うのがルールになっています。

予約方法などの詳細はこちら
https://www.town.kawamata.lg.jp/site/chosei-shisetsu/nousonhiroba.html

飯舘村:いいたてスポーツ公園  陸上競技場・サッカー場

(写真提供:飯舘村教育委員会)

いいたてスポーツ公園のサッカー場は、陸上競技場の400mトラック内部に設置されています。ピッチ一面ぶんの人工芝が敷かれているほか、夜間照明が設置されており、夜間の試合や練習にも対応できます。また、トイレも近くに整備されています。

利用には事前申請が必要です。電話で空き状況を確認し、使用日の1か月前までに窓口へ申請書を提出します。1時間当たりの利用料金は村内居住者が1,650円、村外居住者が1,980円となります。積雪時は使用できません。

予約方法などの詳細はこちら
https://www.vill.iitate.fukushima.jp/site/sportspark/

まとめ

今回は、福島12市町村でサッカーゴールが設置されているサッカー場を紹介しました。気軽に入れる社会人チームもありますが、チームのない地域では本格的なサッカーができる人数を集めるのは大変かもしれません。一方で、川内村総合グラウンド多目的運動場や葛尾村村民グラウンドなど、気軽にボール遊びができるグラウンドもあります。広野町多目的運動場にはフットサルコートもありますので、まずは気軽にフットサル等でボールをけり合える仲間を見つけてみてはいかがでしょうか。

また、いわき市と双葉郡8町村はJ2いわきFCの、川俣町はJ3福島ユナイテッドFCのホームタウンとなっています。プレイだけではなく、わがまちのチームを応援する楽しみもぜひ味わってみてください。

※内容は取材当時のものです
文・取材:橋本華加