未来ワークふくしま移住セミナー vol.16「私たちが福島12市町村を選んだ理由」編

2024年10月25日
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未来ワークふくしま移住セミナーの概要

「何か新しいことにチャレンジしてみたい」「自分の経験やスキルで地域に貢献したい」「福島県の復興のためにできることを探したい」などの思いを持った、あなたに向けたセミナーです。

未来ワークふくしま移住セミナーでは、福島12市町村で活躍されるゲストの皆さまから、移住を決めたきっかけや、移住後の生活や仕事、福島12市町村との関わり方、どのように自分らしい働き方や生き方を実践されているのかについて、リアルな話を聞くことができます。

前半ではゲストの方々が福島12市町村での挑戦や移住を決めたきっかけやその魅力、福島12市町村で暮らすこと、働くことについて、それぞれの活動紹介やパネルディスカッションでお話しいただきます。後半では福島12市町村の各種移住・起業支援制度のご説明や、ゲストに直接質問や相談ができる座談会、移住に関する個別相談会も実施します。

Vol.16未来ワークふくしま移住セミナーのここがポイント!

第16回目となる今回のセミナーテーマは「私たちが福島12市町村を選んだ理由」です。

福島12市町村では、農林水産業や製造業はもちろん、ドローン開発や自然エネルギーなどの今後さらに注目が集まる仕事、映像・デザインといったクリエイティブな仕事など、様々なチャレンジの機会が溢れています。(福島12市町村の仕事の詳細を知りたい方はこちら

東日本大震災以前からこの地域に関わってきた方だけでなく、多様な背景と志を持った方が日本中・世界中からこの地に集い、出逢いが生まれ、たくさんの小さな物語が紡がれています。

左:ゲストによる活動紹介の様子 / 右:パネルディスカッションの様子

今回のvol.16セミナーゲストは、下記4名の方々です。

1人目は、東京と広野町で二拠点居住をしながら、カルチュラルプラットフォーム「縁側の家」の運営をしている高橋 優子(たかはし ゆうこ)さん。

2人目は、宮城県から移住をし、南相馬市小高区の薬局で事務員をしながら、デザイナーとしての活動も始められた大沼 桃香(おおぬま ももか)さん。

3人目は、「着る予定はないけれど捨てられない服」をリメイクする工房を運営するため、九州から移住をした田中 洋平(たなか ようへい)さん。

4人目は、農家になるという昔からの夢を大熊町で叶えた、フランス出身のブケ・エミリーさん。

左:週末はサーフィンを楽しむ(高橋さん) / 右:薬局の事務員として勤務中(大沼さん) 
左:工房で作業中の様子(田中さん) / 右:大熊町の農場で(エミリーさん)

4名それぞれの方が歩んできた道のなかでが、どのように福島12市町村と交わったのか。そして移住をされたいま、何を思われ、どのような暮らしをしているのか。それぞれの『わたしの物語』をお話いただきます。福島12市町村への移住を考えている方はもちろん、自分らしい人生を歩みたいと考えるすべての人に、聞いていただきたいお話です。

会場参加限定コンテンツのご紹介

①ゲストに直接質問できる「座談会」&移住相談員に相談できる「個別相談会」

左:ゲストとの座談会の様子 / 右:個別相談会の様子

ゲストに直接に質問や相談ができる「座談会」、移住相談員に個人的な相談ができる「個別相談会」は、会場参加限定コンテンツとなります。福島12市町村での暮らしや仕事など聞いてみたいことがある方は、ぜひ会場へお越しください。ささいなことでも大歓迎です!

②特別企画: 「もっと話そう延長戦!」 「わたしだけのふくしま12移住体験ツアーをつくる」

これまでに実施したワークショップの様子

「実際に1泊2日で12市町村に行ってみるならどんなことができるのか?」12市町村の現地事情に詳しい登壇者や、移住相談スタッフと一緒に、あなただけのオリジナルツアーを考えてみませんか。交通費や宿泊費の補助制度やお試し住宅などお得な現地視察の方法についても詳しくお教えします! さらに「もっと話そう延長戦!」も同時開催。ゲストとの方との座談会や移住相談員との個別相談も延長して実施します。

③福島12市町村の名産品をプレゼント

会場参加された方には、来場者特典として福島12市町村内の川俣町の銘菓「かわまたコスキン」をプレゼントします。

※内容は変更の可能性があります。予めご了承ください。

Vol.16 未来ワークふくしま移住セミナー詳細

1. 開催日程 2024年12月7日(土曜日)15:00-17:15(開場14:30)
 (特別企画「もっと話そう延長戦!」「わたしだけのふくしま12移住体験ツアーをつくる 」を17:20-18:20に開催)
2. 開催場所 トラストシティ カンファレンス・仙台
(宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー5階)
https://www.tcc-kaigishitsu.com/tcc-s/access.html
3. アクセス JR仙台駅 西口より徒歩9分
地下鉄南北線 仙台駅 より徒歩6分
4. 参加方法 ハイブリッド形式(会場参加とオンライン配信)
5. 定員 会場参加 50名 / オンライン参加 無制限
6. 参加費 無料
7. 申込方法 申込みフォームよりお申し込みください(本ページの最下部)
8. タイムライン 14:30 開場
15:00 ご挨拶
15:10 ゲストによる活動紹介
16:00 パネルディスカッション
16:25 各種支援制度や福島12市町村のイベント等のご案内
16:35 休憩
16:45 ゲストとの座談会・個別相談会
17:15 休憩
17:20 特別企画:「もっと話そう延長戦!」(座談会・個別相談会) 
         「わたしだけのふくしま12移住体験ツアーをつくる 」
18:20 終了
9. お問い合わせ 未来ワークふくしま移住セミナー事務局 (近畿日本ツーリスト株式会社 福島支店内)
Tel : 024-572-6190〔平日10:00~18:00〕
Mail : fukushima12-seminar@or.knt.co.jp

ゲストの紹介

■高橋 優子さん(広野町/カルチュラル・プラットフォーム 縁側の家 主宰)

<プロフィール>
サーファー。1974年、福島県双葉郡広野町生まれ。東京学芸大学大学院修士課程(音楽学)修了。東京、オーストリア、ドイツでイベント関連の仕事に携わった後、2012年から東京の機関で広報文化部員として勤務中。2016年、広野町で「縁側の家」をひっそりと立ち上げ、アート、サーフィン、食を媒体とするカルチュラル・プラットフォームを目指して展開中。関心事は境界・共有・土地・身体など。2019年からは広野町と東京を拠点とした二拠点生活を続けている。

左:スマトラ島アチェで福島の映画の上映会 / 右:縁側の家の庭での食事風景

✅もっと知って!こんな方です!
東日本大震災後に、海を身近に感じたいという思いでサーフィンを始め、毎週末、東京から広野町に通うようになった高橋さん。2016年には「縁側の家」を購入し、現在は、週の半分を東京、半分を広野町で過ごすようになりました。縁側の家では、土地や境界、身体をテーマにさまざまさまざまな活動をされています。

・参考リンク
縁側の家 公式サイト
HIRONO STYLE|移住者の声

■大沼 桃香さん(南相馬市/スマイル薬局小高店、クリエイター育成プロジェクトHATAage)

<プロフィール>
1999年、宮城県大崎市生まれ。2017年3月高校卒業後、同年4月に仙台医療福祉専門学校、医療事務課1年制課程へ入学。2018年4月専門学校を卒業後、栗原市にある調剤薬局へ新卒で就職。約2年勤めた後、福祉関係の事務職を約2年従事し、2021年7月、南相馬市で新店薬局立ち上げとして再就職をするのを機に移住。2023年9月よりデザインの勉強をスタート。

左:薬局で勤務中の様子 / 右:薬局の定休日にはクリエイターとして活動

✅もっと知って!こんな方です!
元上司からの誘いで、縁もゆかりもなかった南相馬市小高区に、宮城県から単身移住をしてきた大沼さん。薬局の受付で、地域の方の生活を支えながら、お休みの日には、一度は諦めたデザインの勉強を始め、薬局の事務兼Webデザイナーを目指しています。

・参考リンク
未来ワークふくしま|調剤事務員として南相馬市で再就職。偶然の出会いが暮らしを明るくしてくれた

■田中 洋平さん(双葉町/フレックスジャパンひなた工房双葉 責任者)

<プロフィール>
1982年長崎県生まれ。香蘭ファッションデザイン専門学校卒。ファッションデザイナーを夢見て上京後、都内の縫製工場などで10年ほど勤務。2017年九州に戻り、シャツ工場の天草フレックスに入社。企画提案などを積極的に行った結果、親会社であるフレックスジャパンの新規事業『ひなた工房双葉』の責任者に抜擢される。東日本大震災時に、何もやらなかったことに悔いがあったこと、新しいことに挑戦したい思いで引き受けることに。趣味はフットサル、絵画、絵画鑑賞。

左:店舗で勤務中の様子 / 右:趣味のフットサル中の様子

✅もっと知って!こんな方です!
ひなた工房ふたばは、「着る予定はないけれど捨てられない服」をリメイクを通して生まれ変わらせる工房として、2023年に双葉町に誕生しました。東日本大震災のときに何もできなかったことに悔いのあった田中さんは、工房の責任者として、単身九州から移住をし、地域の方とともに挑戦をしています。

・参考リンク
ひなた工房ふたば 公式サイト
未来ワークふくしま|衣料のリメイクを通してまちづくりに貢献できる双葉町「フレックスジャパン」
長野放送|「ふたばのかぜ」福島・双葉町の工房から発信 “端切れ”の出ないシャツ登場 「再生」目指す町を知るきっかけに

■ブケ・エミリーさん(大熊町/あまの川農園、イラストレーター)

<プロフィール>
福島県大熊町在住のフランス人。2011年4月に来日し、東京と横浜で子供から大人までフランス語を教える。2018年の旅行先で訪れた福島に魅了されて、海外に福島のことをもっと知らせるために、赤べこのイラストを描きはじめる。原発事故で影響があった町でエコロジーな農業をやることは自分にとって意味があると思い、「パーマカルチャー」について勉強して、2023年から大熊町に移住し、農業を始める。

左:農作業中の様子 / 右:地域の方と一緒に

✅もっと知って!こんな方です!
日本に来る前からずっと農業に興味があったエミリーさん。イラストを描くためのリサーチで訪問した双葉郡に運命的なものを感じ、ここで昔からの夢を叶えよう!と移住を決意しました。フランス語講師とイラストレーターの仕事をされながら、自分らしい農業にチャレンジされています。

・参考リンク
PARIS mag|福島県大熊町で農業を営むフランス人エミリーさん。「前田の大スギ」に後押しされて叶えた夢
未来ワークふくしま|【コラム】フランスから日本に移住。福島でキイチゴ農家になる夢をかなえたい!

福島12市町村とは

福島12市町村とは、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、避難指示等の対象となった、福島県の浜通り地域を中心とした12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)を指します。

東日本大震災から13年以上が経ち、住宅や施設、インフラ関係も整いはじめUターンや若い世代の新規移住の方も増えてきているだけではなく、1世帯あたり最大200万円の移住支援金や、最大400万円の起業支援金などの移住・起業に関する支援金も手厚く、豊かな自然とあたたかな福島の人々とのふれあいの中で、新たな挑戦やイノベーションが次々と生まれています。

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