1泊2日プラン

山あいエリアのコワーキングスペースをめぐる

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「フリーランス」をテーマに、ふくしま12を巡る1泊2日のモデルコースを紹介します。阿武隈山系の自然に囲まれた田村市、川俣町、葛尾村にある、コワーキングスペースをめぐります。

※本ページで紹介しているコースは、東京から電車(新幹線または特急)を使って最寄り駅まで向かい、レンタカーなどを使って巡るプランの一例です。実際に予定を組む際は、訪問日程に応じて営業日・時間等をご確認ください(こちらの情報は更新時点【2025年5月20日】のものです)。また、移住相談窓口や企業などは、事前のアポイントメントが必要となります。

スケジュール

07:30
【出発地】東京駅

東北新幹線の始発・東京駅からスタートです。上野駅や大宮駅も利用できます。

08:07
やまびこ127号で東京駅を出発

09:31
郡山駅に到着

10:00
レンタカーを借りる

郡山駅前には複数のレンタカー店舗があります。

・駅レンタカー
https://www.ekiren.co.jp/office/detail/B00702
・オリックスレンタカー
https://car.orix.co.jp/shops/?shops_pk=76
・日産レンタカー
https://nissan-rentacar.com/shops/3C3F1

手続き後、レンタカーで田村市に向かいます(車で約40分)。

11:00
地域のショッピングセンターの見学

田村市は、船引地区に商業施設が集積していて、さまざまなお店が集まるショッピングセンターが複数あります。

中でも最大規模なのが、メガステージ田村です。テナントの一つヨークベニマルメガステージ田村店では、総菜や弁当などを含む食料品全般、日用品など、暮らしに必要なものを入手できます。

■メガステージ田村
http://www.activeone-mega.co.jp/megastage/9

船引地区にはほかにも、書店やドラッグストアなどと隣接するリオン・ドール船引店、スーパーマーケットのシミズストアや100円ショップなどが入る船引パークといったショッピングセンターがあります。

■【田村市】中心地・船引町では暮らしに必要なものは広く手に入る
https://mirai-work.life/magazine/8461/#tamura

12:00
プランA:お米と発酵のカフェで昼食

2023年10月にオープンしたnda焙(んだばい)は、お米と発酵をテーマにしたカフェ&ショップです。店名の「nda焙」は、福島の方言で「そうだね」という意味で、確信を持ってこのコンセプトを貫きたいというお店の想いが込められています。

県産米と田村市産の野菜を使ったランチ、甘酒などを提供、販売。自家焙煎したコーヒーも楽しめます。

木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気の店内で、福島のおいしいお米をいただきましょう。(定休日:月曜日/祝日の場合は火曜日)

■nda焙
https://www.instagram.com/nda.bai/

12:00
プランB:よりあい処 華で昼食

築100年以上の古民家を改装して生まれた「よりあい処 華」。震災で大きなダメージを受けた地域に、再び活気を取り戻したいという思いから地元の都路で生まれ育った今泉富代さんが中心となってオープンしました。
地元食材を使ったやさしいランチを楽しめます。(営業日:月曜日、水曜日、金曜日)

食事処としての活動の他、手芸教室を始めとしたイベントの開催や、外国人・学生の受け入れなど、都路活性の拠点になっていて、多くの人から「第2の故郷」として愛されています。

■古民家を活用したレストラン兼コミュニティスペースを運営。とめどない愛と活力で地域内外の人を「家族」にしてしまう『今泉富代さん』
https://tamura-ijyu.jp/tamudex/1723/

13:00
【公的施設を訪問】田村サポートセンターで移住相談

先輩移住者(UIターン)である相談員が、移住に関する相談に乗ってくれ、現地訪問も案内してくれるそうです。都会生活を経験した先輩移住者から見た田村市移住について話をうかがいましょう。訪問の際は、事前に予約しておきましょう。(定休日:月曜日、年末年始)

■たむら暮らし
https://tamura-ijyu.jp/

14:30
テラス石森を見学

田村サポートセンターが入っている「テラス石森」は、かつての小学校をリノベーションしたテレワークセンター。田村市の新たなビジネス・雇用・職業の創出、働き方改革、情報発信の拠点を担っています。

コワーキングスペースや会議スペースを備えていて、市外の人も利用可能です。
コワーキングスペースは、1時間200円(1日上限1000円)。
移住した際の仕事場の候補として見学してみるのも良いでしょう。
(定休日:土曜日、日曜日/夏季休業などもあるのでホームページで営業日を確認しておきましょう)

■terrace ishimori
https://switch-terrace.com/

■廃校を活用した福島県初の複合型テレワークセンター、テラス石森
https://mirai-work.life/magazine/9166/

16:00
【公的施設を訪問】川俣町移住・定住相談支援センターへ

川俣町のこと、すまいや生活環境、企業も含めた移住支援制度などについて教えてもらいましょう。(要事前予約)
場所は、川俣町役場向かいの西分庁舎内です。

■かわまた暮らし
https://kawamata-gurashi.jp/

17:30
かわまた暮らし体験住宅にチェックイン

移住検討者向けの体験住宅で、気軽にぷち移住体験(宿泊)します。
場所は、役場から車で約10分。見晴らしよい高台にあります。

・使用期間:1泊2日以上6泊7日以内
・料金  :2350円/泊
・人数  :1泊あたり1〜6名の利用

なお、希望すれば夕食に地元料理の提供もお願いできるそうです。

■かわまた暮らし体験住宅ご利用案内
https://www.town.kawamata.lg.jp/site/kurashi-tetsuzuki/nichiikikyojutaikenshisetsu.html

■ちょうどいい田舎暮らしが味わえる「かわまた暮らし体験住宅」
https://mirai-work.life/magazine/5796/

18:00
スーパー、道の駅の見学

川俣町の中心部には、スーパーマーケット「リオンドール」や、「いちい」、「カインズ」、「業務用スーパー」、「コメリ」、「ツルハドラッグ」などが近接していて、食料品から日用品まで生活必需品がそろいます。買い物環境を見て回り、翌日の朝食なども買っておきましょう。

「道の駅かわまた」には、地産野菜の直売所があり、買い物を楽しむ地域の方の姿も見られます。

19:00
プランA:御食事処 だいまるで夕食

夕食は地元のお店へ。創業50年を超える、地元で長く愛されるまち食堂です。
「御食事処 だいまる」の名物「シャモセット」は、ミニシャモ丼とシャモラーメンが一度に味わえる人気メニュー。川俣シャモの魅力を存分に堪能することができます。(定休日:第2・4日曜日、その他不定休あり)

■だいまる
https://syamoken.jp/omise/shamo5

19:00
プランB:ニュー新川で夕食

老舗割烹がリニューアルした食堂。シャモカツ定食が名物です。2階の宴会場は、川俣町で毎年開催される国内最大級のアンデス音楽祭「コスキン・エン・ハポン」の会場になります。(定休日:月曜日)

09:00
<strong>体験住宅をチェックアウト</strong>

09:30
とんやの郷を見学

「とんやの郷」は山木屋地区の復興拠点商業施設。避難によって散り散りになってしまった地域コミュニティの再生に貢献する施設としてオープンしました。スーパーや食堂がある他、月に1回いろいろな出店が並ぶマルシェを開催するなど、地域の内外から人が訪れる施設です。山木屋太鼓やコスキンの装飾物の展示もあります。

情報発信コーナーにはフリーWifiが設置されており、コワーキングスペースとして無料で利用することも可能です。(年末年始休:12/29~1/3)

■とんやの郷
https://www.tonyanosato.com/

10:30
Kawamata-BASEを見学

「Kawamata-BASE(カワマタベース)」は8/10にオープンしたカフェとコワーキングの複合施設。今後はテントサウナや仮眠室も設置していく予定だそうです。オーナーである川俣町出身の若者2人に町のことを聞いたり、お茶をしたりするのもいいでしょう。(定休日:日曜日)

■Kawamata-BASE
https://kawamata-base.com/

12:00
石井食堂で昼食

創業50年を超える、地元で長く愛されるまち食堂で昼食を取ります。リーズナブルな価格&メガ盛りで有名、名物はチャーハンです。なんと1人前で2.5合のお米を使っているそうです。注文する場合は、お持ち帰りのタッパーなどを持参されると良いかもしれません。

隣接のコンビニエンスストア「ふれあいひろばヤマサ」を見ておきましょう。葛尾村内の買い物では、立ち寄ることの多い店舗です。平日の13〜15時頃は昼休憩で店を閉めていることが多いので、昼食前に立ち寄るといいかもしれません。(定休日:日曜日、祝日)

13:00
【公的施設を訪問】葛尾村移住・定住支援センター「こんにちは かつらお」へ

移住相談しつつ、葛尾村について教えてもらいます。(要事前予約)

移住のステップや生活環境、支援制度、居住人口約460人という小規模な村だからこその住民同士の距離感や、若い移住者の活躍についても話を聞いてみましょう。

■こんにちは かつらお
https://konnichiwa-katsurao.jp/

14:30
葛尾村復興交流館あぜりあへ

あぜりあは、「百石の家の古材活用、蔵の保存、住民参画型の活動」などが評価されて2020年度にグッドデザイン特別賞を受賞している施設。

震災と原発事故による全村避難からの復興のシンボルとして、2018年に葛尾村の中心部に建てられた地域内外の交流施設で、3種類の交流スペースと情報発信スペースのほか、農産物などの放射能検査を無料で実施できる放射能検査室などが設けられています。

コワーキングスペースとしては無料で利用でき、Wifiやコンセントの利用も可能。お茶とお水も無料でいただけます。(定休日:月曜日/月曜日が祝日の場合は翌平日、年末年始休:12/29~1/3)

■葛尾村復興交流館あぜりあ
https://katsurao-azalea.jp/

15:00
葛尾中学校へ

休校中の葛尾中学校にはKatsurao Collective(葛力創造舎)の事務局があり、地域のアート復興の拠点です。

この中にあるのが、コンピューター室をワークスペースとして整備した「workspace HATAKE」。トライアル期間中のため無料で利用できます。サブモニターやプリンタフリードリンクも設置。最大の特徴は、ロッキングチェアとYogiboがある休憩スペースです。
(土曜日、日曜日、祝日、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆期間等のご利用の方は、事前にご相談ください)

■workspace HATAKE
https://katsurao-collective.com/hatake

■Katsurao Collective
https://katsurao-collective.com/

■葛力創造舎
https://katsuryoku-s.com/

17:00
レンタカーを返却

17:31
やまびこ150号で郡山駅を出発

東京駅に18:48到着です。

今回紹介したスポットとルートはこちら