1泊2日プラン

【川内村】雄大な阿武隈高地の豊かな自然と文化に触れる

川内村
  • お試しトレーラーハウス
  • 標高約456m
  • いわなの郷
  • 古民家カフェ
  • 天山文庫

川内村をめぐる1泊2日のモデルコースです。標高約456mの高原に位置する川内村は、雄大な自然と豊かな緑に囲まれた美しい村です。葉タバコや高原野菜など、多様な農産物を育む複合経営型農業が営まれ、山林は村の大切な財産となっています。

※本ページで紹介しているコースは、東京から電車(新幹線または特急)を使って最寄り駅まで向かい、レンタカーなどを使って巡るプランの一例です。実際に予定を組む際は、訪問日程に応じて営業日・時間等をご確認ください(こちらの情報は更新時点【2025年5月20日】のものです)。また、移住相談窓口や企業などは、事前のアポイントメントが必要となります。

スケジュール

07:30
【出発地】東京駅

東北新幹線の始発・東京駅からスタートです。上野駅や大宮駅も利用できます。

08:07
やまびこ127号で東京駅を出発

09:37
郡山駅に到着

09:45
レンタカーを借りる

郡山駅前には複数のレンタカー店舗があります。

・駅レンタカー
https://www.ekiren.co.jp/office/detail/B00702
・オリックスレンタカー
https://car.orix.co.jp/shops/?shops_pk=76
・日産レンタカー
https://nissan-rentacar.com/shops/3C3F1

手続き後、レンタカーで川内村に向かいます(車で約70分)。

10:30
いわなの郷で昼食

レストラン幻魚亭で、いわなの定食をいただきましょう。

雪解け水や伏流水が豊富に流れ込む清流が多く存在する川内村は、いわなが育つための最適な環境です。都会では味わえない豊かな自然環境で育ったいわなを食べてみましょう。
「いわなの郷」で養殖するいわなは、徹底した飼料管理が行われており、天然モノより川魚特有のクセが少なくとても食べやすいそうです。
(定休日:水曜日)

食後は、いわなの釣り堀や和風庭園を散策してみましょう。

■レストラン幻魚亭
https://a-kawauchi.com/iwana#restaurant

13:00
【公的施設を訪問】川内村移住・定住支援センター「かわうちラボ」へ

移住の相談をしつつ、村について教えてもらいましょう。
移住・定住に関する相談はもちろん、求人情報や空き家情報、支援情報についても教えていただけます。センターには常時3名の相談員がいるそうですが、事前に予約しておくのが安心です。

先輩に移住者の話を聞きたいなら、紹介してもらうのも良いでしょう。
また、移住を考えている方へのアウトドアイベント等を実施することもあるそうです。

■川内村移住ポータルサイト
https://www.kawauchi-ijyu.com/

14:30
お試し居住用トレーラーハウスにチェックイン

川内村のお試し居住用トレーラーハウス「GEKKOU(月光)」は、村の中心部にあるカフェの隣に位置し、役場をはじめ主要な施設へのアクセスも便利な場所にあります。
移住に向けての物件探しや村内イベントへの参加、農業体験などの際に利用できます。費用は無料で、期間は1泊2日~1週間以内、1組1回まで。

お試し住宅に、シェアサイクル(電動自転車)が設置されています(4時間まで無料)。あたり散策してみるのも良いでしょう。

■お試し居住用トレーラーハウス
https://www.kawauchi-ijyu.com/pages/42/

■1週間まで無料で滞在できる川内村お試し居住用トレーラーハウス
https://mirai-work.life/magazine/7994/

15:00
ベーカリーリヴィエールへ

かわうちの湯の斜め前に位置する小さなパン屋さんです。
小麦にこだわり、北海道産のバターをメインに使った香りの豊かさが特徴です。添加物をなるべく使わない優しいパンを心がけているそうです。
メロンパンなどのスタンダードなパンに加えて、川内村産のブルーベリーやイチゴを使ったパンが店頭に並ぶこともあります。
翌日の朝ご飯は、ここで調達しても良いでしょう。

定休日は、月曜日・第1・3・5火曜日ですが、詳細は、公式インスタグラム上のカレンダーで確認できます。

■ベーカリーリヴィエール
https://www.instagram.com/bakery_riviere/

16:30
複合商業施設YO-TASHI(ヨウタシ)へ

川内村には複合商業施設YO-TASHI(ヨウタシ)があります。施設内にはファミリーマートかわうち店とクリーニング取次店、医薬品販売店、飲食店が入居しています。買い物環境を確認し、ここで翌朝の朝ご飯を調達しておきましょう。

商業施設が少ない川内村では昔から、日用品は週末にまとめて買い出しをする習慣があります。川内村はいわき市、田村市、大熊町、富岡町、楢葉町と5市町に囲まれており、居住エリアによって「いつもの買い物スポット」が異なるそうです。隣接する町ではありませんが、小野町にあるヨークベニマル小野プラザ店は村役場から車で30分の距離にあるため比較的利用しやすいスーパーです。

■複合商業施設YO-TASHI
http://www.kawauchimura.jp/page/page000185.html

■日用品はどこで買う?ふくしま12市町村の買い物事情(前編)
https://mirai-work.life/magazine/8308/#kawauchi

17:30
かわうちの湯で夕食・入浴

かわうちの湯は、食事と温泉を楽しめる施設です。
泉質は、アルカリ度が高く、肌がツルツルとなることから「美人の湯」とも言われています。温泉の種類も多く、ジェットバスをはじめ、温泉母岩を使った座湯、岩塩サウナなども設置された「整う」ことのできる温泉施設です。
90畳ある大広間でゆっくり過ごすのも良いでしょう。
18時30分が食事のラストオーダー、19時15分が最終入浴受付です。時間にご注意ください。
(定休日:火曜日/祝日の場合は、翌日が休み)

かわうちの湯の隣には「あれ・これ市場」があり、高原野菜・かしわもち・山菜・きのこなどの地元産の品を購入できます。

■かわうちの湯
https://a-kawauchi.com/kawauchi

■あれ・これ市場
http://www.kawauchimura.jp/page/page000184.html

20:00
お試し居住用トレーラーハウスに戻ってゆっくりお過ごしください

09:00
お試し居住用トレーラーハウスをチェックアウト

10:00
【民間事業者を訪問】求人企業を訪問

どんなお仕事があるのかは気になるポイントです。
気になる求人企業を訪問して、雰囲気を掴んでおくことも重要です。事前に予約して、職場の雰囲気を掴んでおきましょう。ここでは地元のいくつかの企業をピックアップしています。

■遠藤きのこ園
オリジナルブランド『ひたむき椎茸』を中心に、キクラゲ、ナメコ、ヒラタケ、舞茸などを生産・販売している会社です。空調設備の整った栽培施設やパイプハウスで、菌床栽培を行っています。
https://arwrk.net/recruit/e-kinokoen

インタビュー:先輩就農者の声・ひたむきな親の背中を追いかけて
https://mirai-work.life/agri12/interview/3_1/

■あぶくま川内
今回のモデルコースでも紹介した「いわなの郷」「かわうちの湯」「あれ・これ市場」などを施設を運営管理する会社です。
地元の人に愛される施設を運営し、地域に還元していく仕事です。
https://arwrk.net/recruit/abukumakawauchi

■千翁福祉会
川内町村内にある福祉施設を運営する会社です。看護師・介護士・管理栄養士などの資格・経験をお持ちの方は働き場所として検討してみてはいかがでしょうか?
https://arwrk.net/recruit/sennoufukushikai

この他、川内村の求人は
https://mirai-work.life/work/joblist/#cities=34
から探せます。

12:00
秋風舎で昼食

築200年の古民家を改装してできたcafe&gallery 秋風舎では、木々の緑を感じ、川のせせらぎを聞きながら、お食事やデザートなどが楽しめます。

Uターンした店主が、若者の集まる場所がない、農作物を提供する場所がないなどの、さまざまな課題を解決できる場所にしたいという思いからオープン。
コーヒーや紅茶などはもちろん、チキンカレーやケーキ、かしわもちなども楽しめます。

営業日は、金・土・日・月ですが、具体的に公式インスタグラム上のスケジュールをご覧ください。(冬季休業する場合があります)

■cafe 秋風舎
https://www.instagram.com/syu_fu_sya/

■インタビュー「「村の子」として、川内村と外、伝統と今と未来をつなぐ媒介に」
https://mirai-work.life/magazine/2038/

13:30
かわうち草野心平記念館・天山文庫へ

美しいロケーションにとけこむ、茅葺屋根の古民家でゆったりした時間を過ごしましょう。

「蛙の詩人」として知られる草野心平は、川内村の人々と自然に心を惹かれ毎年のように村を訪ねていました。村民との親交が深まり、蔵書3,000冊を村に寄贈。その本を保管する建物として村民が協力してつくったのが天山文庫です。毎年7月には文庫の庭で「天山祭り」が開催されます。(定休日:月曜日)

隣接する民芸資料館「草野心平資料館」で、地域の民芸品なども見て回るとよいでしょう。

■かわうち草野心平記念館「天山文庫」
http://www.kawauchimura.jp/page/page000108.html

■かわうち草野心平記念館「草野心平資料館」
http://www.kawauchimura.jp/page/page000189.html

15:00
移住者が営む花屋へ

fuku farming flowersは、切り花やブーケの販売、イベント装花の制作、寄せ植えやフラワーアレンジメント教室を行う花屋さんです。ドイツから帰国移住した店主が、2018年に花の移動販売から始め、21年にオープンした実店舗。約3000平米ほどの敷地に、少しずつガーデンを作っているそうです。
定休日は、日曜日ですが、営業状況は、インスタグラムで確認できます。

先輩移住者としての話を聞きたい方は、お時間をいただけるか事前に連絡して相談しておきましょう。

■fuku farming flowers
https://www.instagram.com/fuku.farming.flowers/?hl=ja
https://fuku-farming-flowers.shopinfo.jp/

■【移住体験ツアーレポートin川内村&富岡町】誇り再生への歩みと挑戦
https://mirai-work.life/magazine/2577/#:~:text=14%3A30%E3%80%80fuku%20farming%20flowers

17:00
郡山駅に到着

レンタカーを返却します

17:31
やまびこ150号で郡山駅を出発

東京駅に18:48到着です。

今回紹介したスポットとルートはこちら