生活・その他

バンドでも、一人の練習にも♪思い切り演奏できるふくしま12市町村の音楽スタジオ

2024年11月27日

思い切り楽器を演奏できる福島12市町村の音楽スタジオを4ヵ所ご紹介します。ご紹介する音楽スタジオは1時間数百円から利用でき、隣近所を気にせず思う存分演奏ができます。ドラムやピアノ、ギターを備えている施設もあるので、これから楽器を始めようとしている人の練習場所としてもおすすめです。

目次

南相馬市民文化会館ゆめはっと 練習室・スタジオ

多くの備品が揃うスタジオ(写真提供:南相馬市民文化会館ゆめはっと)
ピアノが置かれた部屋もある練習室(写真提供:南相馬市民文化会館ゆめはっと)

南相馬市民文化会館ゆめはっとは、大ホールを備えた施設で楽器演奏ができるスタジオと練習室があります。スタジオはアンプやドラムセットを借りることができ、バンド練習などにおすすめ。練習室は6~25畳が5室あり、楽器やダンスなどで利用されることが多いのだそう。いずれも仕事帰りの夕方~夜にかけて、音楽演奏の練習で利用する人が多くいます。

備品(スタジオ):ミキサー類(マイク一本含)、電子ピアノ(アンプ付)、ギターアンプ、ベースアンプ、ドラムセット一式など。別途有料設備の貸し出しも可(窓口にて応相談)
利用料金:練習室200~400円、スタジオ500円(いずれも1時間)
利用方法:窓口かインターネットで要予約申請。
利用時間:9:00~22:00

■南相馬市民文化会館ゆめはっと
所在地:〒975-0008 福島県南相馬市原町区本町2丁目28−1
TEL:0244-25-2761
営業時間:8:45~22:00
休館日:火曜(祝日の場合は翌日休)、年末年始(12/29~1/3)
https://yumehat.or.jp/syositu/

みんなの交流館ならはCANvas・バンドルーム

(写真=みんなの交流館ならはCANvas提供)

楢葉町にある「みんなの交流館ならはCANvas」の2階には、約9畳のバンドルームがあります。バンドの練習をはじめ、管楽器や弦楽器を持ち込む人もいれば、個人でふらっとドラムを叩きにくる人もいるのだそう。復興支援で楢葉町でライブを行った竹原ピストル氏が寄付したサイン入りドラムも利用できます。

備品:ドラムセット、キーボード、アンプ、マイク、ミキサー、レコーダーなど
利用料金:1時間500円
利用方法:電話で仮予約→申請書を記入しメールなどで申し込み→利用許可証を交付
※空きがあれば当日申し込みも可

■みんなの交流館ならはCANvas
所在地:〒979-0604 福島県双葉郡楢葉町大字北田字中満260番地
TEL:0240-25-5670
開館時間:9:00~21:00
休館日:毎月第2・第4火曜、年末年始
https://naraha-canvas.com/

linkる大熊 カラオケ・音楽スタジオ

(写真=linkる大熊提供)

約20畳の広々とした音楽スタジオ。地域グループのバンド練習や、個人の楽器練習に使われることが多いそうです。前日までホームページで予約ができるので、気楽に使えるのもうれしいポイント。カラオケ機器もあるので、演奏だけではなくグループでカラオケを楽しむにも良さそうです。

備品:ドラムセット、キーボード、ギターアンプ、ベースアンプ、マイク&スピーカー、カラオケ機器
利用料金:町内在勤者と町内に住民票がある人は1時間500円(それ以外は750円)
※17時以降は倍料金
利用方法:ホームページから要予約

■linkる大熊
所在地:〒979-1308 福島県双葉郡大熊町大川原南平1207番1
TEL:0240-23-7676
営業時間:9:00~21:00
休館日:年末年始(12/29~1/3)、臨時あり
https://okumakouryu.jp/linkru

飯舘村 KUMA Sound House

熊本県出身で、飯舘村に移住した佐藤祐喜さんが一軒家を改装して営業する音楽スタジオ。約20畳の広さがあり、村内外からフォークやジャズ、ロックなどジャンルを問わずグループでの利用が多いのだそう。「つどい茶屋JAZZ喫茶くま」も併設しており、地域の音楽好きが集う場所にもなっています。

備品:ドラムセット、ギター、ベース、アンプ、ピアノ、キーボード等
利用料金:無料
利用方法:電話にて事前予約

■KUMA Sound House
所在地:〒960-1721 福島県相馬郡飯舘村飯樋大火115-3
TEL:090-1513-1917

まとめ

みんなの交流館ならはCANvasでは、バンドルームの楽器を施設内の他の場所に持ち出して演奏することもできるため、気軽に演奏会も開けるのだそう。一人でも、グループでも利用できる福島12市町村の音楽スタジオを拠点に、ぜひ音楽の楽しみを広げてみてください。

※情報は公開当時のものです
文:五十嵐秋音