【アーカイブ公開中】9/27開催!ローカル開業&起業カレッジ・クロストーク第5回「今ローカルに求められる、クリエイティブな世界の現場を見にいこう」
- イベント
今回開催するトークイベントは「ローカル開業&起業カレッジ」のプログラムとして、ローカルの現場で活躍している開業&起業の実践者にお話を伺うクロストークイベントです。実践者の話に触れながら、アイデアの着想と刺激を得る機会を生み出していきます。
▼イベントは終了しました。アーカイブ動画をご覧ください。
ゼロからはじめるローカル開業&起業カレッジ
「都心を離れて、地方に移住するひとが増えています」そんなニュースを目にすることが増えたこの数年。
今、東京・大阪・福岡といった都心で働く方も、一度は「移住して、自分らしく生きてみようかな」と、思いを馳せてみたことがあるのではないでしょうか。
さらに、実際に移住されて「いつかやってみたい」と描いていた、カフェやパン屋など自分のお店を開業されたり、会社を興してまちに関わる新しいチャレンジへ踏み出したりと、どこかでためらっていた一歩を踏み出す方も珍しくないように思います。
「地方には何もない」と言われることも少なくありませんが、それは余白があるということでもあり、その余白こそが新しいチャレンジをしやすい環境をつくっている大切な要素なのかもしれません。
「いつか移住しよう」
「いつか自分でお店を持とう」
「いつかローカルで活動しよう」
「いつか、いつか、、」
そんな想いを抱いている皆さんにこそ、「はじめの一歩」として来ていただきたい場を用意しました。
「いつか」を実現するアクションを、「今」起こしていきませんか?
そのきっかけをつくっていく、トークイベントを開催します。
等身大のローカルプレイヤーによる全6回のクロストーク
本イベントは、全6回、さまざまなジャンルのローカル開業者・起業家をお招きしてのクロストークを開催していくシリーズイベントです。
どういったステップで、現在地にたどり着いたのか? 葛藤や悩みはあったのか? そんな開業&起業の具体的なステップに焦点を当てて、これからの歩みについてお話を伺っていきます。
1.教育・福祉 ローカル教育の現在地と、そこにある可能性を考えよう
2.宿泊施設 ローカルの入口である「宿」という場づくりの魅力とは
3.飲食店 レッドオーシャンの飲食だからこそ歩める、自分の道を探求しよう
4.観光 今ある資源をいかした、現代の観光の形とは
5.クリエイティブ 今ローカルに求められる、クリエイティブな世界の現場を見にいこう
6.ローカルプロダクト クラフトサケの道を切り開く、そのチャレンジャー精神に迫る
ゲストは毎回、福島12市町村(※)から1名、その他の地域から1名お招きします。
福島12市町村に関心のある方だけでなく、開業&起業の地域を絞っていない方も、ぜひご参加ください。各回、単発での参加も可能です。
第5回はクリエイティブ
今回のテーマは「今ローカルに求められる、クリエイティブな世界の現場を見にいこう」です。
ゲストお一人目は、marutt 西山 里佳さん。
福島県南相馬市にて、デザインで地域や企業の困りごとをまるっと解決するデザインの会社が「marutt」です。東京で培ったデザインスキルを、地域と掛け合わせて日々活動をしています。デザイン事務所も、地域に開いた形で運営中です。
ゲストお二人目は、ヒトノハ 岩倉 昂史さん。
和歌山県那智勝浦町で活動する、デザインとコンサルティングの会社「ヒトノハ」。「人と人の間をつくる」をコンセプトに様々なデザインを手掛けています。そのほかにも、地域にとけこみ盛り上げる一端を担うだけでなく、移住者が増えるきっかけづくりも実践しています。
「おもしろいまちには、おもしろいデザイナーがいる」そんな文言を目にする近年。それほど、デザインの力がローカルに求められているということでもあります。それもデザインだけをするのではなく、地域との接続も意識され実践されているお二人からは、学ぶことが多いこと間違いありません。
実践者の体験談や考えていることに触れて、ローカルでの活動のイメージをふくらましてもらえると幸いです。
皆さんのご参加、お待ちしています。
※本イベントは、「ゼロからはじめる ローカル開業&起業カレッジ」の活動として開催しています。いつでも参加できるオンラインコミュニティもありますので、こちらの参加もぜひ!
https://mirai-work.life/startup/college/
登壇者紹介
西山 里佳
marutt株式会社 代表取締役
1985年生まれ。福島県双葉郡富岡町出身。東京で音楽や出版・広告のデザイン業務に従事。2017年にフリーランスとして「marutt」をスタートし2020年2月に法人化。2018年に起業型地域おこし協力隊のコーデイネーターとして小高に移住し、2021年5月に小高区耳谷にデザイン事務所兼クリエイティブスペース「表現からつながる家『粒粒』」を開所。地域にひらかれたデザイン事務所として表現に出会えるイベント開催や表現する人やつくり手を応援するマルシェ「小高つながる市」も実行委員として企画、運営している。
岩倉 昂史
株式会社ヒトノハ 代表取締役
2015年に京都から和歌山県古座川町へ移住。2児の父。ヒトノハは「人と人の間をつくる」をコンセプトに紀伊半島南部を拠点に活動するデザイン会社。デザイン経営を用いたコンサルティング事業部と、コミュニケーション設計から様々な媒体の制作を行うクリエイティブ事業部を軸に展開。自分達が地域で暮らし、感じることを踏まえ、地域の人や事業、企業の思いを形にしていくサポートをする。
司会
長田 涼
コト暮らし 共同代表
スポーツ大学を卒業後、大手アパレル企業→スポーツイベント会社→IT企業→コミュニティフリーランスを経て、2023年に夫婦で「コト暮らし」を設立し共同代表に就任。コミュニティの専門家として、数多くのコミュニティを支援している。また、2022年に東京から鞆の浦へ家族で移住し、古民家カフェ「ありそろう」の運営を開始。ローカルとオンライン双方の観点から、コミュニティを実践探求している”コミュニティで生きる人“。フォトグラファーとしても活動中。
開催概要
開催日程:2023年9月27日(水) 20:00~21:30
開催場所:オンライン(zoom)
定員:50名
参加費:無料
タイムライン:
20:00 あいさつ
20:10 ゲストの紹介
20:30 トークセッション
21:00 質疑応答
21:20 チェックアウト
21:30 終了
※上記は一部変更となる可能性がございますのでご了承ください
主催:公益財団法人イノベーション・コースト構想推進機構 ふくしま12市町村移住支援センター
運営事務局:NPO法人グリーンズ
ゼロからはじめるローカル開業&起業カレッジとは?
「ローカル開業&起業カレッジ」は、地域の人とのつながりを感じられるお店を始めたい、地域の困りごとを解決するような手応えのある仕事に取り組みたいと考えている方が、具体的な次の一歩を踏み出すための学び舎です。プログラム内容は、ローカル開業&起業を目指す人たちとのつながりを育む「コミュニティ」、実践者による「トークイベント」、具体的に起業開業のはじめかたを学ぶ「スクール」、現場を訪問して実践者と触れ合う「スタディツアー」や「交流イベント」、そして自分の想いを事業計画に落とし込んでいく「創業ワークショップ」と、多岐にわたります。ぜひご参加ください。
https://mirai-work.life/startup/college
福島12市町村とは?
福島12市町村とは、福島第一原子力発電所の事故により、避難指示等の対象となった田村市、南相馬市、川俣町、浪江町、富岡町、楢葉町、広野町、飯舘村、葛尾村、川内村、双葉町、大熊町を指します。
すでに多くの避難指示は解除され、移住者は2020年度213人、2021年度436人と倍増。いまでは、やりたいことを実現するために移住してきた方たちが集い、新たな地域コミュニティをつくり始めています。柔軟で先進的な土地柄と、全国トップクラスの支援制度で、開業&起業への一歩を後押しします。