社会を良くするイノベーションを応援!福島イノベ地域のテクノロジーのいまを伝える Hama Tech Channel
社会を良くするイノベーションを応援!「福島イノベ地域のテクノロジーのいま」を伝えるWebメディアHama Tech Channelのご紹介です。
Hama Tech Channelとは?
「世界を変える、福島のチカラ」のもと、山積する社会課題に立ち向かい、豊かな未来を切り拓くリーダーとテクノロジーにフォーカスしています。「社会を良くする」力強い変革を応援する、福島発・未来共創型メディアです。
福島イノベ地域とは?
東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等*を指し、産業基盤の構築を目指す国家プロジェクトが進行しています。当地域に山積する社会課題は決してこの地域だけの問題ではありません。課題解決のために研究開発や実証実験を行うことが、日本各地が直面している、また直面するであろう課題に立ち向かう糧となります。
*福島県いわき市、相馬市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、
大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村の15市町村を指します。
記事紹介
▶持続可能な水インフラの構築を志す“エビ社長”
―HANERU葛尾・松延紀至氏
人々の生活に欠かすことのできないライフラインの一つである水道。自治体がその水道インフラを維持していくための事業を提案していたエンジニアが、そのモデル事業として、福島県の葛尾村にエビの養殖を手掛ける企業を設立。海のない葛尾村での養殖が、なぜ地域の水インフラの維持管理につながるのか。その独自モデルの内容と、事業を通じた地域貢献のイメージを聞いた。
▶ 日本の宇宙産業は、今がラストチャンス&ベストタイミング。浜通りを関連産業の集積地に
―AstroX・小田翔武氏
小型ロケットの自社開発と、成層圏での空中発射というユニークな方式によるロケット打ち上げの実用化に取り組む宇宙ベンチャーAstroX。日本の宇宙産業は、世界で存在感を発揮する上で今がラストチャンスでありベストタイミングでもあると説く小田CEOに、ロケットと空中発射方式の開発状況と、宇宙産業に賭ける思いを聞いた。
▶ 田村市に築いた「未病×AI」の開発拠点。MADE IN JAPANのヘルスケア・医療サービスを世界へ
―AIMS(現・Mecara)・川又尋美氏
目に光を当て、瞳孔の反応を測定することで、自律神経のバランスやストレス度合いなど、心身の状態を可視化するー。オリジナルの電子瞳孔計と独自開発の人工知能(AI)による解析技術を組み合わせたサービスを提供する川又尋美代表取締役CEOに、サービス提供に至った経緯と、事業の展望、福島県への思いなどを聞いた。
▶ 「エンジン搭載車でカーボンニュートラルを目指す道筋を示したい」
―次世代グリーンCO2燃料技術研究組合・中田浩一氏×工藤真哉氏
世界では、電気自動車を採用する前提で議論が進みつつあるが、「エンジン(内燃機関)を搭載したクルマでも、グリーンな燃料を使えばカーボンニュートラルな社会を実現する道筋があることを示したい」と自動車メーカーと燃料製造に関わる企業などが組合を立ち上げた。トヨタ自動車株式会社から参画している中田浩一理事長と、株式会社SUBARUから参画している工藤真哉理事に、設立の背景や研究の具体的な内容をうかがった。