1泊2日プラン

【南相馬市小高区】新しい出会いやつながりを探す

南相馬市
  • 地域のお世話人
  • 小高パイオニアヴィレッジ
  • Horse Value
  • アオスバシ

南相馬市小高区をめぐる1泊2日のモデルコースです。小高区は、新たなひと・もの・ことが街全体を盛り上げる地区。「何か新しいことを始めてみたい」「新たな出会いやおもしろいつながりがほしい」という方にぴったりです。小高区への移住を検討している方を地域住民がサポートをする「地域のお世話人」制度を実施中。訪問前に問い合わせてみるといいですね。
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/sections/21/2110/odaka_gurashi/chiikinoosewanin/15746.html

※本ページで紹介しているコースは、東京から電車(新幹線または特急)を使って最寄り駅まで向かい、レンタカーなどを使って巡るプランの一例です。実際に予定を組む際は、訪問日程に応じて営業日・時間等をご確認ください(こちらの情報は更新時点【2025年5月20日】のものです)。また、移住相談窓口や企業などは、事前のアポイントメントが必要となります。

スケジュール

07:30
【出発地】東京駅

余裕を持って東京駅に到着しておきましょう。「特急ひたち3号」は、東京駅のほか、品川駅や上野駅などからも出発可能です。

07:52
特急ひたち3号で東京駅を出発

原ノ町駅までは3時間強。特急ひたちの車内は、Wifiも電源も使えます。パソコンで仕事をしながらの移動も可能です。

11:59
原ノ町駅で各駅停車いわき駅行きに乗り換え

12:08
小高駅に到着

駅舎にhaccobaパブリックマーケットがあるので、立ち寄ってみても。みんなでつくるオリジナルマップ「小高ウェルカムミッション」も展示されていますので、ぜひ参加してみてください。
1日目は小高駅周辺を回るため、徒歩移動を想定しています。

■haccobaパブリックマーケット
https://www.instagram.com/publicmarket_by_haccoba/

■小高ウェルカムミッション
https://www.instagram.com/p/C6yftPMLH3Y/?img_index=1

12:30
プランA:めざせ!殿様食堂で昼食

2019年にオープンした小高交流センター内にある食堂。「殿様」の由来は、相馬野馬追の騎馬武者から。名物のから揚げは、復興グルメのコンテストで準優勝に輝いた逸品とのことです。食後は小高交流センターを見学してみましょう。

■めざせ!殿様食堂(定休日:第1・3日曜日)
https://www.instagram.com/mezasetonosama/

■小高交流センター
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/sections/21/2110/2/1/7418.html

12:30
プランB:フルハウスで昼食

芥川賞作家の柳美里さんの自宅を改装したブックカフェ。福島県産米や地元の野菜を使ったドリアやパスタのほか、南相馬のいちごを使ったパフェも人気です。店内には作家さんなどが選んだ本がおすすめコメントともに陳列されていて、本を眺めるのも楽しいですよ。(定休日:日曜日・月曜日)

■フルハウス
https://odaka-fullhouse.jp/

13:30
小高パイオニアヴィレッジを見学

小高区や周辺地域で活動する起業家のために開かれたコワーキングスペース。ひな壇、テーブル、スタンディングデスクなど様々なスタイルで仕事に取り組めます。ゲストハウスも併設。

■小高パイオニアヴィレッジ
https://village.pionism.or.jp/

■インタビュー:このフロンティアで、自分の「やりたい!」を爆発させよう!
https://mirai-work.life/magazine/3207/

14:30
アオスバシ カフェ コワーキングスペースを見学

コワーキングスペースとパン屋カフェを併設した複合施設です。「青葉寿司」という寿司店をリノベーションしたため、そのまま残された看板が目印。カフェスペースには地域の人が日常的に買い物に来るため、コワーキングスペース利用者との新たな交流が生まれています。(定休日:日曜日、月曜日、金曜日)

■アオスバシ
https://aosubashi.space/

■インタビュー:こんなに面白い場所は他にない。カフェ兼コワーキングスペース開業に見るローカルでの戦い方
https://mirai-work.life/magazine/7966/

15:30
プランA:2021年に小高区で誕生した酒蔵を見学

「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、日本酒にクラフトビールの製法をかけ合わせたお酒をメインで展開する酒造「haccoba」。民家をリノベーションした醸造所には、飲食スペースやショップも併設。移住者のオーナーからお話を聞くのもいいですね。(ショップ定休日:月曜日)

■haccoba
https://haccoba.com/

■インタビュー:チャレンジを全力でサポートしてくれるまちだからできる自由なお酒づくり
https://mirai-work.life/magazine/1163/

15:30
プランB:KIRAを見学

移住者のオーナーが開発した時計や、会津本郷焼きなどの福島県産工芸品などを販売するセレクトショップです。(定休日:火曜日)

■KIRA
https://www.instagram.com/kira_odaka/

16:30
「地域のお世話人」を訪問

「地域のお世話人」とは、小高区に移住を検討している方を小高区に暮らす人がサポートする制度。利用希望日の7開庁日前までに小高区役所に申し込んで、不安や疑問の内容に合わせた「地域のお世話人」をマッチングしてもらいましょう。当日は「地域のお世話人」の元を訪れ、直接会ってお話してみてください。

■おだかぐらし「地域のお世話人」
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/sections/21/2110/odaka_gurashi/chiikinoosewanin/15746.html

17:30
プランA:双葉屋旅館にチェックイン

双葉旅館は、震災後の地域復興の中心となった旅館。名物女将の小林友子さんは「地域のお世話人」でもあります。

■双葉屋旅館
https://futabaya-inn.jp/

17:30
プランB:小高パイオニアヴィレッジにチェックイン

先に訪問した「小高パイオニアヴィレッジ」の宿泊サービスを利用。ドミトリータイプの部屋です。

■小高パイオニアヴィレッジ(宿泊サービス)
https://village.pionism.or.jp/stay/

18:00
小高区のスーパー・小高ストアを見学&買い物

小高ストアはその名の通り小高区のスーパーで、食料品、日用雑貨などを扱っています。小高区の生活環境をチェックしましょう。(定休日:日曜日)

■小高ストア
https://www.instagram.com/___odakastore/

19:30
プランA:浦島鮨で夕食

避難指示解除に先駆けて営業を再開した、小高区の有名寿司店。手頃な価格で新鮮でおいしい握りや海鮮丼などを楽しめます。(定休日:火曜日、水曜日)

■浦島鮨
https://odaka6014.jp/eat/

19:30
プランB:更紗で夕食

2017年に営業再開した居酒屋。お酒に合う料理はもちろん、お一人様用のメニューもあります。看板メニューは、牛すじのトマト煮ともつの煮込みです。(定休日:火曜日、第1月曜日)

■更紗
https://odaka6014.jp/eat/

08:30
宿泊施設を出発

08:40
小高駅前のカーシェアを使って小高駅を出発

2日目は車移動を想定。小高区ではカーシェア実証事業を実施中なので、利用してみましょう。

■小高区カーシェア実証のご案内
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/sections/21/2110/odaka_gurashi/23325.html

09:00
小高区の文化財を見学

小高区にある文化財を見学しましょう。
「浦尻貝塚」は縄文時代の集落遺跡。高台にあるため、天気が良ければ海を見渡すこともできます。
「大悲山の石仏」は日本三大磨崖仏(まがいぶつ)の一つ。「薬師堂石仏」「阿弥陀堂石仏」「観音堂石仏」の3つから構成されており、この石仏群は東北地方で最大かつ最古のものとされています。

■浦尻貝塚
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/culture/geijutsu_bunka/Urajiri_Jomon_Park/24643.html

■大悲山の石仏
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/sections/61/6150/61501/4/1228.html

10:00
厩舎見学で馬事文化に触れる

南相馬市には国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」という行事があり、南相馬市民にとって馬は身近な存在。そんな南相馬の馬事文化に触れてみましょう。

Horse Valueは「馬の社会的価値を高める」をビジョンに、馬を用いたビジネスを通じて様々な社会課題を解決していく団体。馬術競技で過去に日本一になったキャリアを持つ、先輩移住者である代表のお話を聞いたり、乗馬体験をしたりしてみましょう。(要事前予約)

■Horse Value
https://www.horsevalue.jp/

■インタビュー:「馬は家族」の文化がある南相馬から、起業家として、馬術選手として世界を目指す
https://mirai-work.life/magazine/1071/

11:30
Uターン者が営むカフェで昼食

「故郷喫茶Cafeカミツレ」は、小高交流センター内にあるカフェ。店主は小高区出身で、千葉や仙台の結婚式場でのパティシエールを経てUターンして起業しました。ランチは和食、洋食、丼があり、どれも本格的。パティシエールが作るデザートも楽しみたいですね。(定休日:月曜日/月曜日が祝日の場合は火曜日)

■故郷喫茶Cafeカミツレ
https://cafekamitsure.com/

13:00
【民間事業者を訪問】求人企業を訪問

どんなお仕事があるのかは気になるポイントです。
気になる企業を訪問して、雰囲気を掴んでおくことも重要です。事前に予約して、職場の雰囲気を掴んでおきましょう。

■ I Loveファームおだか
ブロッコリーを生産する農業生産法人。社内研修制度などの人材育成に力を入れているため、農業未経験者でも成長できる環境です。
https://arwrk.net/recruit/ilove-farm-odaka

■タニコー株式会社福島小高工場
施工から販売、メンテナンスまでを行う業界最大手の業務用厨房機器メーカー。小高工場では主に学校給食センターで使う厨房機器、大きなタンク、電熱器、鉄板などを製造しています。
https://www.tanico.co.jp/

この他、南相馬市の求人は
https://mirai-work.life/work/joblist/#cities=20
から探せます。

15:00
【公的施設を訪問】小高区役所で移住相談

南相馬市と小高区のこと、住まいや生活環境、就農関連も含めた移住支援制度などについて教えてもらいましょう。原町区にある空き家の相談窓口「ミライエ」にもオンラインで相談が可能です。
(開庁時間:月~金曜までの8時30分から17時15分まで ※祝日、年末年始を除く)

■小高区役所
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/sections/21/2110/1/1434.html

■おだか暮らし
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/sections/21/2110/odaka_gurashi/index.html

■空き家と住まいの相談窓口「ミライエ」
https://www.minamisoma-akiya.org/

16:00
カーシェアを返却

16:34
小高駅を出発

常磐線の普通列車に乗車します。

18:17
いわき駅でひたち26号に乗り換え

東京駅に20:42到着です。

今回紹介したスポットとルートはこちら