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移住者たちの「福島の休日」おすすめスポット座談会

2022年3月28日

      福島12市町村への移住を検討中のみなさんにとって、住む場所や働く場所に加えて気になるのが、休日の過ごし方だと思います。

      「遊ぶ場所はどんなところがあるのだろう?」

      「どんなおいしいものがあるのだろう?」

      「買い物はどこでするのだろう?」

      そんな疑問を解決すべく、福島12市町村とその周辺、福島県全体の観光スポットやグルメについてご紹介します。

      あらためて、福島の地理をご紹介!

      福島県は日本で3番目に大きい県で、東北地方の最南端に位置します。県は「浜通り」「中通り」「会津地方」の3エリアに分かれており、この3エリアはそれぞれ気候や文化が異なります。

      今回は、12市町村の南部である広野町に移住したHさん、浜通り北部の南相馬市に移住したMさん、中通りに属する田村市に移住したTさんが休日の過ごし方を教えてくれました。

      浜通りの休日は「水族館・温泉・ショッピング」

      Hさん 浜通りは太平洋に面していることもあり、いわき市小名浜には東北最大級の水族館「アクアマリンふくしま」がありますね。この水族館は展示はもちろん、生き物と実際に触れ合うなどの体験ができることが魅力で、休みの日に何度か訪ねました。近くには大きなショッピングモールもあるので、水族館でリフレッシュしたついでに買い物もできます。私が住んでいる広野町から小名浜までは車で1時間ほどです。

      Tさん いわき市には、映画『フラガール』の舞台となった「スパリゾートハワイアンズ」もありますよね。プールや温泉、ホテルがある施設です。もちろんフラダンスのショーを見ることもできます。いわき湯本温泉の中心部にも近く、日帰り入浴ができる施設もあるので疲れを取りに出かけるのもいいですね。

      Hさん 浜通りは東日本大震災で原発事故の被害を受けたイメージが強かったのですが、移住してみて感じたのは人々の明るさや温かさでした。でも、震災のことを忘れてはいけないですね。

      Tさん そうですね。双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」は、東京から友人が来た時に案内しました。災害と復興に関する展示がされている他、震災を経験した方々が「語り部」として講話を行っています。移住者は震災について知らないことも多いので、こういった施設でいろいろと知ることができるのはありがたいですよね。

      グルメも楽しい浜通り

      Mさん 浜通りには美味しい食べ物も多いですよね。海が近いので海鮮はもちろんですが、有名なのは「なみえ焼きそば」です。

      Tさん 「B-1グランプリ」でゴールドグランプリを受賞したんですよね。なので、移住する前から知っていました。極太麺と濃厚ソースがおいしいです。

      Hさん 甘いものだと、いわき市のゼリー専門店「ゼリーのイエ」が好きです。カラフルで可愛らしいゼリーが「宝石みたい」とSNSで話題になっています。県外でこのゼリーを知っている人も多くて、「福島に移住したなら買って送ってよ」と言われます。

      Mさん 私が住む南相馬市の自慢のソウルフードは「よつわりパン」です。50年以上の歴史があるとか。その名の通り4つに割れるように十字の切り込みが入り、中には生クリームと特製のあんこ、シロップ漬けされたチェリーが入っています。

      買い物に便利な中通り

      Hさん ソウルフードといえば、中通りの郡山市にも「クリームボックス」というパンがありますよね。厚みのある食パンの上にミルク風味のクリームが乗っています。市内の多くのパン屋さんがそれぞれオリジナルのクリームボックスを出しているので、買い物で郡山市へ行った時はいつも数種類のクリームボックスを買って帰ってきます。広野町から郡山市へは車で1時間半程度です。

      クリームボックス

      Tさん 郡山市にはいろんなお店があるので、私も休みの日にはよく買い物に行きます。田村市の船引町から郡山市の中心部までだと車で40分くらいで行くことができますね。

      Mさん 私も南相馬市で揃わないような買い物がある時には郡山市や福島市まで出かけます。南相馬市からだと、郡山市へは車で約2時間、福島市までは1時間ちょっとで行けます。

      5.中通りには花の名所がたくさん

      Mさん 移住してから知ったのですが、福島県は全国で2番目に温泉が多いそうですね。

      Hさん はい。中通りにも有名な温泉が多くて、私は温泉好きなのでよく出かけます。福島市の飯坂温泉や土湯温泉、二本松市の岳温泉、郡山市の磐梯熱海温泉などは有名ですね。

      Tさん 温泉も多いですが、中通りは花を楽しむ場所も多いですよ。福島市には「福島の桃源郷」と呼ばれる花見山公園がありますし、日本三大桜の一つ「三春滝桜」も有名です。その名の通り、流れ落ちるようなしだれ桜がとても美しいです。夜はライトアップもするので、1日中楽しめます。

      Hさん 白河市の南湖公園の桜も綺麗ですよね。神社やカフェもあって、休みの日にゆったり散策するのにぴったりです。秋にも行ったことがありますが、紅葉も美しかったですね。

      Mさん 紅葉といえば、本宮市の「蛇の鼻御殿」も綺麗ですよ。紅葉だけでなく、4月には桜、5月はふじ、6月はバラ・スイレンなど四季を通してそれぞれの楽しみ方ができます。

      雪と歴史を楽しむなら会津へ

      Hさん 会津は雪国のイメージですね。浜通りからは少し距離がありますが、冬は雪景色を求めて会津に行くこともあります。

      Mさん 私も学生時代からスノーボードが趣味だったので冬は会津に行きます。磐梯山周辺のスキー場まで、南相馬市からだと車で2時間半ほどです。

      Hさん 雪がほとんど積もらない浜通りから見ると、会津は同じ福島なのに別世界という感じです。だからこそ、休日に出かけると、ちょっとした旅行気分を味わえてリフレッシュできます。

      Tさん 私はウインタースポーツはやらないですが、歴史が大好きなので時々会津を散策したくなります。戊辰戦争の舞台としても有名ですね。会津若松市の鶴ヶ城や飯盛山がよく知られています。

      Mさん 以前下郷町の「大内宿」にも行きましたが、江戸時代の宿場町の風景をそのまま残した茅葺屋根の民家が並ぶあの風景も歴史を感じますよね。一本ねぎで蕎麦を食べる名物の「ねぎ蕎麦」が美味しかったです。

      独自の食文化も会津の魅力

      Hさん 会津の伝統料理「こづゆ」も有名ですね。浜通りにいると新鮮な魚を食べることはできますが、会津の食文化にも独特の魅力があって好きです。喜多方ラーメンやソースカツ丼もたまに食べたくなって休日に車を走らせることがあります。

      Tさん 食にしても景色にしても、会津には中通りや浜通りとは違った文化や風土を感じますよね。

      Mさん 景色の魅力といえば、会津若松駅から新潟県までをつなぐ只見線が走る景色も素晴らしいですね。車窓からの風景はもちろん、雪景色の中を走る只見線の景色は海外でも人気らしいですよ。

      Tさん そうそう。私も写真を撮りに行ったことがあります。自然豊かな地域ならではの列車の楽しみですよね。

      Hさん 正直、移住する前は「田舎だからお休みの日は退屈してしまうかも」と思ってしまっていたんです。でも、同じ県の中でもこれだけ様々な景色や食べ物や遊びが楽しめるところってそんなにないんじゃないかと思います。

      Mさん 確かにそうですね。おかげで退屈どころか、お休みの日も忙しいですけど(笑)、まだまだいろんな福島を見て歩きたいと思っています。

      まとめ

      福島にはそれぞれの地域ならではの魅力が溢れています。今回は福島県の魅力をたくさん語ってもらいましたが、ご紹介しきれなかった魅力がまだまだあります。

      移住においては、快適な住まいや誇れる仕事を見つけることももちろん大切ですが、移住した後の生活にどう彩りを添えるかも大切な要素の一つです。ぜひ福島の魅力を知っていただき、移住後の楽しい時間も想像してみてくださいね。