【アーカイブ公開中】10/4開催!ローカル開業&起業カレッジ・クロストーク第6回「クラフトサケの道を切り開く、そのチャレンジャー精神に迫る」

2023年8月31日

    今回開催するトークイベントは「ローカル開業&起業カレッジ」のプログラムとして、ローカルの現場で活躍している開業&起業の実践者にお話を伺うクロストークイベントです。実践者の話に触れながら、アイデアの着想と刺激を得る機会を生み出していきます。

    ▼イベントは終了しました。アーカイブ動画をご覧ください。

    「いつかやろうを、いまから歩もう」

    ゼロからはじめるローカル開業&起業カレッジ

    「都心を離れて、地方に移住するひとが増えています」そんなニュースを目にすることが増えたこの数年。

    今、東京・大阪・福岡といった都心で働く方も、一度は「移住して、自分らしく生きてみようかな」と、思いを馳せてみたことがあるのではないでしょうか。

    さらに、実際に移住されて「いつかやってみたい」と描いていた、カフェやパン屋など自分のお店を開業されたり、会社を興してまちに関わる新しいチャレンジへ踏み出したりと、どこかでためらっていた一歩を踏み出す方も珍しくないように思います。

    「地方には何もない」と言われることも少なくありませんが、それは余白があるということでもあり、その余白こそが新しいチャレンジをしやすい環境をつくっている大切な要素なのかもしれません。

    「いつか移住しよう」
    「いつか自分でお店を持とう」
    「いつかローカルで活動しよう」
    「いつか、いつか、、」

    そんな想いを抱いている皆さんにこそ、「はじめの一歩」として来ていただきたい場を用意しました。

    「いつか」を実現するアクションを、「今」起こしていきませんか?
    そのきっかけをつくっていく、トークイベントを開催します。

    等身大のローカルプレイヤーによる全6回のクロストーク

    本イベントは、全6回、さまざまなジャンルのローカル開業者・起業家をお招きしてのクロストークを開催していくシリーズイベントです。

    どういったステップで、現在地にたどり着いたのか? 葛藤や悩みはあったのか? そんな開業&起業の具体的なステップに焦点を当てて、これからの歩みについてお話を伺っていきます。

    1.教育・福祉 ローカル教育の現在地と、そこにある可能性を考えよう
    2.宿泊施設 ローカルの入口である「宿」という場づくりの魅力とは
    3.飲食店 レッドオーシャンの飲食だからこそ歩める、自分の道を探求しよう
    4.観光 今ある資源をいかした、現代の観光の形とは
    5.クリエイティブ 今ローカルに求められる、クリエイティブな世界の現場を見にいこう
    6.ローカルプロダクト クラフトサケの道を切り開く、そのチャレンジャー精神に迫る

    ゲストは毎回、福島12市町村(※)から1名、その他の地域から1名お招きします。
    福島12市町村に関心のある方だけでなく、開業&起業の地域を絞っていない方も、ぜひご参加ください。各回、単発での参加も可能です。

    第6回はローカルプロダクト

    今回のテーマは「クラフトサケの道を切り開く、そのチャレンジャー精神に迫る」です。

    ゲストお一人目は、haccoba 佐藤 太亮さん
    福島県南相馬市にて、ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行う酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」を営んでいます。佐藤さんのキャリアもユニークで、楽天やWantedlyを経てから現職に。

    ゲストお二人目は、稲とアガベ 岡住 修兵さん
    秋田県男鹿市にて、「稲とアガベ醸造所」を運営しています。お酒づくりにとどまらず、レストランや食品加工場、最近ではラーメン屋もオープンされているチャレンジングな方です。

    ローカルの魅力を引き出し、外へ伝えることができるのが、ローカルプロダクト。さまざまなプロダクトが日々生み出されていますが、近年注目されているのが「クラフトサケ」というジャンルです。そのクラフトサケ業界の最前線で活躍されているお二人から、酒づくりの魅力や経営者としての知見を学ぶ機会となります。

    実践者の体験談や考えていることに触れて、ローカルでの活動のイメージをふくらましてもらえると幸いです。

    皆さんのご参加、お待ちしています。

    ※本イベントは、「ゼロからはじめる ローカル開業&起業カレッジ」の活動として開催しています。いつでも参加できるオンラインコミュニティもありますので、こちらの参加もぜひ!
    https://mirai-work.life/startup/college/

    登壇者紹介

    佐藤 太亮
    株式会社haccoba 代表取締役
    「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行う酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」を福島県の小高というまちで営む。かつて東北でつくられていた自家醸造酒のレシピを受け継ぎ、日本酒にクラフトビールの製法をかけ合わせたお酒をメインで展開。福島浜通りで酒蔵を営みはじめたら、気候変動というグローバルな課題がいつしか自分ごととなり、電力事業も始めている。慶應経済学部卒。楽天やWantedlyを経て独立。クラフトサケブリュワリー協会副会長。酒づくりの修行先は、世界一美味しいと思っている新潟県の酒蔵「阿部酒造」。

    岡住 修兵
    稲とアガベ株式会社 代表取締役
    1988年、福岡県北九州市出身。神戸大学経営学部を卒業後、秋田県・新政酒造で酒造りを学ぶ。2021年に秋田県男鹿市に「稲とアガベ醸造所」をオープン。新ジャンルのお酒「クラフトサケ」造りを行うとともに、レストラン「土と風」を経営。2023年春、食品加工所「SANABURI FACTORY」を立ち上げ、廃棄リスクのある酒粕をマヨネーズにする加工生産をスタート。今後はラーメン屋やホテルなどを建設して、多くの優良な雇用を創出することを目指す。クラフトサケブリュワリー協会初代会長。

    司会

    長田 涼
    コト暮らし 共同代表
    スポーツ大学を卒業後、大手アパレル企業→スポーツイベント会社→IT企業→コミュニティフリーランスを経て、2023年に夫婦で「コト暮らし」を設立し共同代表に就任。コミュニティの専門家として、数多くのコミュニティを支援している。また、2022年に東京から鞆の浦へ家族で移住し、古民家カフェ「ありそろう」の運営を開始。ローカルとオンライン双方の観点から、コミュニティを実践探求している”コミュニティで生きる人“。フォトグラファーとしても活動中。

    開催概要

    開催日程:2023年10月4日(水) 20:00~21:30
    開催場所:オンライン(zoom)
    定員:50名
    参加費:無料
    タイムライン:
     20:00 あいさつ
     20:10 ゲストの紹介
     20:30 トークセッション
     21:00 質疑応答
     21:20 チェックアウト
     21:30 終了
    ※上記は一部変更となる可能性がございますのでご了承ください

    主催:公益財団法人イノベーション・コースト構想推進機構 ふくしま12市町村移住支援センター
    運営事務局:NPO法人グリーンズ

    ゼロからはじめるローカル開業&起業カレッジとは?

    「ローカル開業&起業カレッジ」は、地域の人とのつながりを感じられるお店を始めたい、地域の困りごとを解決するような手応えのある仕事に取り組みたいと考えている方が、具体的な次の一歩を踏み出すための学び舎です。プログラム内容は、ローカル開業&起業を目指す人たちとのつながりを育む「コミュニティ」、実践者による「トークイベント」、具体的に起業開業のはじめかたを学ぶ「スクール」、現場を訪問して実践者と触れ合う「スタディツアー」や「交流イベント」、そして自分の想いを事業計画に落とし込んでいく「創業ワークショップ」と、多岐にわたります。ぜひご参加ください。
    https://mirai-work.life/startup/college

    福島12市町村とは?

    福島12市町村とは、福島第一原子力発電所の事故により、避難指示等の対象となった田村市、南相馬市、川俣町、浪江町、富岡町、楢葉町、広野町、飯舘村、葛尾村、川内村、双葉町、大熊町を指します。

    すでに多くの避難指示は解除され、移住者は2020年度213人、2021年度436人と倍増。いまでは、やりたいことを実現するために移住してきた方たちが集い、新たな地域コミュニティをつくり始めています。柔軟で先進的な土地柄と、全国トップクラスの支援制度で、開業&起業への一歩を後押しします。