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川内村はどんなとこ?気候やアクセス、名物や産業を紹介!

2022年3月25日
川内村

      「蛙の詩人」と呼ばれた草野心平が愛した村であり、国指定天然記念物であるモリアオガエルの生息地でもある川内村。村内の至るところにカエルをモチーフとしたものがあり、かわいいキャラクターにたくさん出会える村です。

      今回はそんな川内村の魅力をお伝えします!

      川内村の概要

      川内村は阿武隈高地の中央部に位置する村です。1889年4月、上川内村と下川内村が合併し、現在の川内村が誕生しました。長い歴史を持つ村で、村内各地から縄文式土器の破片や石斧などが発見されています。

      東京からは直線距離で200km余り。東は富岡町と楢葉町、西は田村市滝根町、南はいわき市、北は田村市都路町と大熊町に隣接しています。

      1.アクセス

      村内には鉄道がありませんが、村外の最寄り駅から路線バスが走っています。首都圏からは約3時間半ほどで到着します。

      ①鉄道

      • 東北新幹線
        東京駅-郡山駅 約1時間30分→磐越東線 郡山駅-船引駅 約30分→川内村までバス 1時間20分 
        合計約3時間30分

      ➁車

      • 磐越自動車道
        浦和I.C.-小野I.C. 約2時間50分→小野I.C.-川内村 約30分
        合計約3時間20分 

      仙台市からの移動は新幹線を利用し約2時間30分、在来線利用で約4時間30分、車利用で約2時間20分で到着します。

      ①新幹線+在来線+バス

      • 東北新幹線
        仙台駅-郡山駅 約40分→磐越東線 郡山駅-船引駅 30分→船引駅-川内村までバス 約1時間20分 
        合計約2時間30分

      ➁在来線+バス

      • 東北本線
        仙台駅-郡山駅 約2時間25分→磐越東線 郡山駅-船引駅 30分→川内村までバス 約1時間20分 
        合計約4時間25分

      ③車

      • 常磐自動車道
        仙台宮城I.C.-仙台南部道路ー仙台東部道路ー常磐富岡I.C. 約1時間50分→川内村 約30分 
        合計約2時間20分

      村内には、いわき市から山形県南陽市を結ぶ国道399号が走ります。

      2.気候

      夏は気温が大きく上がらず、過ごしやすい気候となっています。冬の期間がやや長くなり、気温は-10度近くまで下がることもありますが、降雪量はそれほど多くはありません。ただし、標高の高さから霜が発生することがあります。1日の気温較差が大きいことも特徴です。

      復興の状況について

      東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により、川内村は全村避難を余儀なくされました。5年後の2016年4月に全域で避難指示が解除され、現在では約80%の住民が帰還しています。現在、未来に向かい新たな村づくりを目指し、復興に向け以下のような取組が行われています。

      • 産業振興

        新たな農業・産業づくり・地域ぐるみの農林業体制の確立・担い手確保に向けた取り組み
      • 生活環境整備

        一人ひとりに寄り添った教育の推進・道路等インフラ整備・住環境整備(空き家、民宿の活用等) コミュニティ活動の充実化
      • 交流人口拡大

        来訪者の趣向等を踏まえた効果的PR・来村者の受け入れ環境づくり・村外との交流、絆づくり

      特に産業振興では、新事業としてワイン生産がスタートしたり震災前より規模を拡大したしいたけ栽培が行われたりと、村民も主体的に村づくりに取り組んでいます。

      移住者支援の取組

      川内村では移住者が暮らしやすくなるように様々な取り組みが行われています。

      特に力を入れているのが、子育て・教育面です。15歳未満の子供を持つひとり親を対象とした「ひとり親世帯移住奨励金」では、移住費用として50万円の支給や家賃補助などを行っています。2016年に制度創設以来、13世帯31人の方が利用しています(2022年3月現在)。

      また、「一般社団法人かわうちラボ」が移住相談窓口となり、電話やメールで移住に関する相談に答えています。定期的に「川内村移住者交流会」も開催中です。くらしの中の問題や悩みを気軽に話せる機会となり、先輩移住者と新規移住者の交流が生まれています。この交流会には、かわうちラボのスタッフのほか村長や村職員も参加し、要望を行政に直接伝えられる場となっています。

      川内村ではこのほかにもさまざまな移住定住支援制度が用意されています。詳しくは「川内村公式ホームページ」「一般社団法人かわうちラボホームページ」をご覧ください。

      川内村の魅力はここ!

      最後に、川内村の魅力を特産品や人気スポットから具体的に見ていきましょう。

      【特産品】

      • 蕎麦

        1日の寒暖差の大きい川内村は蕎麦の生産に適しており、村内の飲食店では川内産のそば粉を使用した十割そばが食べられます。また、「蕎麦ビール」や「蕎麦まんじゅう」などもつくられています。
      • ワイン

        農業・産業の振興を目指し、村内では2016年からワイン生産の事業が進められてきました。2021年6月に「かわうちワイナリー」がオープン。標高750m、約3haの高田島ヴィンヤードから収穫されたブドウを使用し、ワインが生産されています。
      • しいたけ

        大型ハウスを持つ「遠藤きのこ園」ではしいたけ栽培が50年前から行われています。震災発生により一時は栽培が中断されましたが、2012年には再開し、震災前より規模を拡大しました。乾燥しいたけなどの加工品も生産されています。

      【人気の名所、観光スポット

      • 天山文庫

        「蛙の詩人」として知られる草野心平は、川内村の人々と自然に心を惹かれ毎年のように村を訪ねていました。村民との親交が深まり、蔵書3,000冊を村に寄贈。その本を保管する建物として村民が協力してつくったのが天山文庫です。毎年7月には文庫の庭で「天山祭り」が開催されます。
      • かわうちの湯

        八角形をした斬新なデザインの浴場を持つ温泉施設です。泉質はアルカリ度が高く、肌がつるつるになる効果があることから「美人の湯」とも呼ばれます。サウナや寝湯、露天風呂などを備えています。
      • 平伏沼(へぶすぬま)

        阿武隈高地平伏山の山頂にある小さな沼です。モリアオガエルの生息地として知られています。50年ほど前、産卵期に沼が干上がり、一時は絶滅寸前まで追い込まれましたが、村民の努力が危機を救いました。モリアオガエルの繁殖地として国の天然記念物の指定を受けているのは、ここ平伏沼と岩手県の八幡平大場沼のみです。

      まとめ

      ここまで、川内村の魅力についてご紹介しました。

      山あいの小さな村でありながら、震災後に産業振興に力を入れ、新たな特産物を生み出している川内村。以下の記事では移住者支援の状況についてもご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください!

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