【イベント】震災から12年、復興のその先を考えるアイデアソン -ジブンタチゴトから始める地域再興-【田村市】

田村市

    アイデアソンとは?

    アイデアソンとは、アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を掛けあわせた造語で、参加者がグループになって与えられたテーマについて集中的にアイデアやサービスを考案し、斬新さや技術の優秀さなどを競うイベントのことです。今回は、東日本大震災の被災地でもある福島県田村市をフィールドに、田村市を復興から次のステージに押し上げるアイデアを皆さんで考えたいと思います。

    イベントの特徴

    ・田村市でまちづくりに取り組んでいる現地メンバーが参加しますので、現場が抱えている課題や感じている魅力をインプットしながら、一緒に考えていきます。
    ・復興支援や社会貢献などに興味を持った仲間づくり、つながりづくりができます。
    ・イベント後に提案内容の実現、実装化に向けた活動にチャレンジする機会も設定します。

    イベント詳細

    ■日時
    2023年3月11日(土) 13:00~18:00(12:30開場、交流会時間含む)

    ■場所
    渋谷スクランブルスクエア内WeWork(ルームナンバーは別途案内予定)

    ■参加費
    無料

    ■参加条件
    福島県、田村市の地域活性に興味・関心のある方

    ■定員
    20名

    ■ゲスト

    久保田健一
    1982年福島県田村市生まれ。デザイン系専門学校卒。
    一般社団法人Switch 代表理事 兼 株式会社Shift 代表取締役。
    広告代理店にて約15年間、企画・制作に従事し管理職を務め退社。
    震災や原発被害、自身の経験から、故郷である福島県田村市に目を向け、2018年より地元田村市に「まちづくり法人(一社)Switch」「クリエイティブ制作会社(株)Shift」を設立。
    廃校を活用したテレワーク拠点「terrace ishimori(テラス石森)」の立ち上げ・自走化をはじめ、地域での生業・プレーヤー創出、魅力づくり、地域課題解決等、現在も田村市にて仕事(生業)・人材創出による「楽しめるまちづくり」に取り組んでいる。

    後藤大志
    (株)MAKOTO WILL シニアアソシエイト
    宮城県大崎市出身。2018年~2020年まで東北大学事業イノベーションセンターにて、研究成果のビジネス化に尽力。2021年に絵本を通じたソーシャルビジネスを立ち上げる。起業家を増やすことで東北を盛り上げたいという思いからMAKOTO WILLに加わり、2022年4月から田村市の移住による創業支援事業を担当する。

    ■プログラム
    12:30 受付開始
    13:00 開始の挨拶
    13:05 田村市の紹介
    13:15 ゲスト及び参加者自己紹介
    13:25 ゲストの活動紹介、課題・魅力の紹介
    14:05 質疑応答
    14:15 休憩
    14:30 アイデアソン①(魅力、課題解決アイデアの発案)
    15:10 アイデアソン②(アイデアの磨き上げ)
    15:50 アイデアソン③(アイデアのまとめ、発表準備)
    16:30 アイデア発表
    16:50 休憩
    17:00 交流会開始
    17:30 解散
    18:00 会場退去
    ※アイデアソン時間中も小休憩を挟みます。

    ■申込方法
    参加申込はこちら

    ■申込締切
    2023年3月8日(水)

    ■田村市とは?
    『じぶんを謳歌する田舎暮らし』ができる場所
    田村市は美しい青空と緑豊かな自然に恵まれた高原都市。
    3.11東日本大震災を乗り越え、若い世代が夢を持って暮らせる環境づくりを、自治体と民間が一体となって進めています。
    都会からの移住や若者の就農、地域資源を生かした新たなビジネスが始まるなど、ワクワクがとまらない自然とチャレンジがいきるまちです。

    ■田村市の地域特性(課題、魅力)概要
    ・人口減少、少子高齢化
    一部地域が福島第一原発から直線距離で20km圏内に位置する田村市は、原発が立地する太平洋に面した所謂浜通りの自治体と比較すると被害は少ない地域です。避難した方の9割以上の方が帰還されたものの、2010年頃には4万人近い人口規模だった田村市は、2022年で3万4000人を下回る規模まで人口減少が進んでいます。また、65歳以上が占める人口割合は35%を超え、年少人口が占める割合は約10%と少子高齢化も進んでしまっています。

    ・農林業
    少ないながらにも原発事故の影響はあり、例えば一部の山菜に対する出荷制限や、震災前は一大生産地だったシイタケ原木も栽培ができなくなる等、主に農林業を中心に影響を及ぼしています。中山間地域である田村市では、大規模に効率的な農業を行える平地が少なく、小規模農家が多い傾向にあります。農業従事者の高齢化や、昨今の農業の大規模化などの影響の中で、農業従事者の減少も進んでおり、比例して休耕地も増加の傾向にあります。
     林業は、市域の約67%を占める山林の豊かな資源に支えられ、建材や木質バイオマスのチップの製造、出荷等の供給地となっています。その一方で、シイタケ原木の産業がゼロベースになってしまったことや、全国でも課題となっている竹害などの課題もあります。

    ・観光業
     阿武隈山地の豊かな自然環境を有する田村市は、その豊かな山林資源や古くから守られてきた里山文化を有する地域です。主な観光資源として、鍾乳洞「あぶくま洞」や、ムシの楽園「ムシムシランド」、クラウトビールの醸造所が立地するオートキャンプ場「グリーンパーク都路」等、自然を活かした観光資源を有しています。

    ■主催
    福島県田村市

    ■共同運営
    たむら移住相談室
    株式会社MAKOTO WILL

    ■お問合せ
    たむら移住相談室
    電話:050-5526-4583
    メール:contact@tamura-ijyu.jp
    ※たむら移住相談室は(株)JR東日本企画と(一社)Switchが共同で運営しております。