福島行きの交通費がオトクに!? 「ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金」とは

2022年2月2日
  • その他

    福島12市町村(※)に移住を考えている方に朗報です!

    「移住する前に何度か足を運んで現地で生活のイメージをふくらませたい」
    「現地で仕事や住まいを探したい」
    「だけど、交通費や宿泊費が、、、」

    そんな方に今回紹介したいのが、福島行きの交通費(往復)や福島での宿泊費をサポートする「ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金」(以下、ふくしま12市町村補助金)です。

    移住先として注目を集めるそんな福島に、補助金を使ってオトクに訪れてみませんか?

    この記事では、「ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金」ってどんな制度なのか。また、どんな人が対象でどのくらい補助してもらえるのか、といった疑問に答えていきます。

    ※12市町村とは、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示等の対象となった市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)を指します。

    「ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金」って何?

    移住の相談が増えている福島県の中でも特に注目を集めているのが、「浜通り」と呼ばれる海沿いの地域を中心とした「福島12市町村」エリア。そんな福島12市町村での新しい暮らしを後押しするために作られたのが、今回紹介する補助金の制度です。1年で最大5回まで利用でき(宿泊費補助は5泊)、移住前のお試し訪問だけでなく、就職活動や現地での先輩移住者訪問、物件探しにも使っていただけます。

    こちらの補助金、どんな人が対象になるのか気になりますよね。対象となるのは以下の条件すべてに該当する方です。

    ・20歳以上
    ・福島県外在住
    ・福島12市町村への移住(Uターン、Iターン、多拠点居住等)を希望または検討中

    では、具体的にどのくらいの金額がどのように支給されるのでしょうか。

    どのくらい補助されるの?

    補助額について説明する前に、みなさんにお聞きしたいことがあります。

    福島12市町村に行ってみたことってありますか?

    行ったことがない方にとっては、自分の住んでいる場所から現地までの距離感や交通費をイメージしづらいですよね。

    そこで、首都圏や大阪から福島12市町村までの距離を例に、交通費をシミュレーションしてみました。

    • 交通費

    実際にどれくらい交通費の補助をしてもらえるのか、以下を見てみましょう。(A)(B)を比較して低いほうの額が補助されます(千円未満切り捨て)。

    (A)実際にかかった往復交通費(自家用車は、高速道路利用料のみ対象)
    (B)出発地の都道府県ごとの基準額

    都道府県ごとの基準額の確認はこちらから→基準額表

    交通費の計算をする際に注意したいのが、ガソリン代やレンタカー、タクシーに要する経費は対象外だということ。また、公共交通機関を利用した場合は、20歳以上の同一生計家族(※)の人数分の補助額がもらえるそうです。
    ※日常において生活費を同じ財布から出している状態のこと

    ここでは浪江町訪問を例にシミュレーションしてみます。

    【東京都→福島12市町村(浪江町)】
    〜公共交通機関の場合〜

    所要時間(片道):約3.5時間(常磐線特急利用)
    金額(往復):約14,000円(常磐線特急利用)

    交通費 約14,000円>基準額(東京都)8,000円=補助額 8,000円

    〜自家用車の場合〜
    所要時間(片道):約3時間(高速利用)
    金額(往復):約10,000円(高速料金)

    交通費 約10,000円>基準額(東京都)8,000円=補助額 8,000円
    【大阪府→福島12市町村(浪江町)】
    〜公共交通機関の場合〜

    所要時間(片道):約6時間(飛行機、電車利用)
    金額(往復):約40,000円(飛行機、電車利用)

    交通費 約40,000円>基準額(大阪府)21,000円=補助額 21,000円

    〜自家用車の場合〜
    所要時間(片道):約8時間(高速利用)
    金額(往復):約30,000円(高速料金)

    交通費 約30,000円>基準額(大阪府)21,000円=補助額 21,000円
    • 宿泊費

    移住をするとなれば、物件探しなど、現地でやらなければならないことがたくさんありますよね。その度に毎回日帰りで現地に訪れていては交通費がかさんでしまいます。だからといって宿泊費もあまりかけたくない、、、。
    そんな方も、ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金を使えばオトクに宿泊できちゃいます!
    (12市町村内における宿泊に限ります)

    以下が宿泊費の補助額の計算方法です。次の(A)(B)を比較して低いほうの額が補助されます。

    (A)補助対象経費(宿泊費の 1/2)
    (B)基準額(補助上限額)2,500 円

    宿泊費も交通費と同じく基準額をもとにシミュレーションしてみましょう。

    【例1】1人5,000円の宿泊施設に夫婦とその子供(20歳未満)で1泊

      (1) 宿泊費 10,000円(20歳未満の子どもの宿泊費はカウントしない)
      (2) 基準額   2,500円×2人(夫婦)=5,000円  

     宿泊費 10,000円>基準額 5,000円=補助額 5,000円

    【例2】1人10,000円の宿泊施設に夫婦で2泊

      (1) 宿泊費  40,000円
      (2) 基準額 2,500円×2人(夫婦)=5,000円×2泊=10,000円  

     宿泊費 40,000>基準額 10,000=補助金額 10,000円

    どうすれば補助してもらえるの?

    基準額をもとに補助金額のシミュレーションをしてみましたが、イメージはできましたか?
    ここからは実際に補助金を申請する際の手順を説明していきます。

    • 申請手順(WEBでも可)
    申請手順詳細
    現地での活動予定を立てる以下の書類を作成し、移住支援センター職員へメールで提出
    ・「現地活動計画兼報告書 [Excelファイル]
    (第5号様式)個人情報の取扱い同意書  [Wordファイル]

    メールアドレス(移住支援センター職員)ijyu-shien@fipo.or.jp
    計画内容を確認する出発日の5日前までに移住支援センター職員とオンライン面談or電話面談

    ※申請目的のすり合わせをします。現地のことなど、職員だからこそ知っている情報を聞くことができます。
    現地での活動を実施する〜現地での活動の例〜
    ・福島12市町村内での生活環境、事業実施可能性などの相談や調査
    ・就職のための企業訪問
    ・空き家などの住まい探し
    活動を振り返る帰着日の10日後までに①で作成した「現地活動計画兼報告書 [Excelファイル]」に実績を記入し、メールで移住支援センターに提出
    補助金の申請をする帰着日の30日後、または2022年2月15日(今年度の交付申請書受付最終日)のいずれか早い日までに、「交付申請書 [Wordファイル]」(及び領収書などの必要書類)を提出。
    移住支援センターから補助金の交付を受ける口座振込
    • 現地で必ず訪問する場所

    上記の申請手順の通り、まずは現地での活動の予定を立てます。その際、スケジュールに必ず入れなければならない(A)(B)2つの項目があります。

    (A)移住を検討している市町村への訪問
    ※移住支援センターの担当者、市町村が設置する移住相談窓口等の担当者、福島県移住コーディネーター、ふくしま暮らしサポーターなどを含む

    (B)民間事業者等への訪問
    ※就職や就農等の面接先、不動産事業者、現地活動先の地域住民や先輩移住者など

    「ふくしま12市町村移住希望者支援交通費等補助金」を申請するには、こちらの2つの場所へ一度の訪問で足を運ぶ必要があります。訪問したい市町村が決まっている方は、下記リンクの「相談先一覧」から該当する市町村にお問い合わせください。

    https://mirai-work.life/guide/

    また、「それぞれの市町村がどんなことに取り組んでいるのか分からないので、訪問先を具体的に決められない、、、」という場合も安心してください。ふくしま12市町村移住支援センター職員が親身に相談にお答えします!

    オンラインフォームから相談も可能ですので、まずはお問い合わせください。
    https://mirai-work.life/forms/consultation/

    どんな人が使ってるの?

    ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金について問い合わせが一番多いのは20代〜30代。続いて40代〜50代と、若い世代から中高年の方まで幅広い世代の方がこの補助金にご興味をお持ちのようです。

    また、補助金を申請するのは首都圏在住の方が最も多く、「新しい場所でチャレンジしたい!」「まちづくりに貢献したい!」といった目標を掲げ移住を検討する方が多いようです。また、新しく魅力的な仕事を探すために会社の見学や面接で現地を訪問する際に補助金を利用する方もいらっしゃるようです。

    なお、交通費の補助と現地での活動については注意点が2つあります。
    以下の内容を踏まえた上で申請を検討しましょう。

    ・交通費の補助の対象は家から現地までの往復であって、途中に関係のない中継点がある場合、申請ができない場合があります

    ・ふくしま12市町村補助金の対象はあくまで移住を希望、または検討中の方なので、個人的な活動が目的の場合は申請ができません

    まとめ

    今回は、福島行きの交通費や福島での宿泊費がオトクになる「ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金」についてご紹介しました。
    これからさらなる復興に向けて進んでいく福島12市町村は、新しいスタートやチャレンジをしたい方にピッタリの場所です。少しでも移住に興味がある方は、まずは補助金を利用して足を運んでみてはいかがでしょうか。

    ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金の詳しい情報はこちら↓
    https://www.fipo.or.jp/news/16640

    ※申請手順⑤にある通り、今年度の交付申請書提出の最終受付は2022年2月15日になります。
    来年度以降の「ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金」の申請は後日お知らせします。


    【お問合せ先】
    〒979-1111
    福島県双葉郡富岡町小浜553番地2(福島県富岡合同庁舎2階)
    ふくしま12市町村移住支援センター (市町村支援課あて)
    Mail:ijyu-shien@fipo.or.jp
    TEL:0800-800-3305(移住相談専用電話)

    Q&Aはこちらをご覧ください [PDFファイル]